今日の朝、休憩室でいつものあの年配警備員がまだこの現場に来て1年も経っていない隊員さんと話をしているのが聞こえてきました。その内容はうちの会社は隊員の扱いが悪い、という愚痴や悪口の様な話です。一緒にいた隊員さんはただ、うんうんと聞いているだけでした。
過去の対応を未だに根に持っている
いつもの年配の警備員が休憩室で、勤続年数の少ない隊員さんに会社の対応の事について文句を言っている内容が聞こえてきました。
年のせいで耳が悪いのか、もともとなのか分かりませんが声が大きいので、聞き耳を立てなくても聞こえてきます。
「ウチの会社は〇〇で、言ってる事とやってる事がメチャクチャだ・・」
「制服もボロボロになっても替えてくれない」
「だからこの会社は働いている人間を大事にしないから気を付けろ・・」
など、会社の事を話しているようでした。
その内容は、年配警備員本人が昔に経験した会社から満足の行かない対応をされた事についての様でした。
その話を聞いていた比較的勤続年数の浅い隊員さんは
「へぇ、そうなんですか!?」
という感じで返事をしてました。
その隊員さんが驚いたような返事で聞いていたのも当然です。
今では働いている人間に対して昔のような対応はしておらず、警備業者の中でもまあ、まともな方であろう対応をしていると思います。
にもかかわらず、自分が昔受けた仕打ちを今でもしているかのような物言いで会社の事を悪く言うのには、聞きかじっていただけですがちょっと腹が立ちました。
「それ、ただ悪口が言いたいだけだよね」
という感じがしました。
賛同者を作ろうとしている
その年配警備員が話している感じは、もしかしたら周りの環境が日に日に良くなっていくのを見て、良い待遇で勤務している新人の警備員さんを見て、うらやましかったのかもしれません。
「自分は昔こんな対応をされたのに、今の奴らは・・」
の様な感じですかね。
昔の酷い扱いをされた事を今の人間にも知って欲しい為に言っている可能性もありえます。
まあ、そういう気持ちは分からないでもないんですがそれを今の警備員さんにいって、さも今も会社がそういう対応をしている様な話しぶりは聞いていてあまり気分のいいものではありません。
どちらにせよ、古い人間が若い人間に対して愚痴を言っている構図はどこに行ってもあるものですかね。
現場には邪魔な存在なだけ
昔の愚痴や悪口を聞かされる側にとっては、非常に面倒な事だと思います。
若い人や不満に思っていない人にとっては、愚痴を聞かされても反応に困ると思います。
先輩だからとかベテランだからといって無碍な反応が出来ないからです。
自分は何の不満も持っていないのに、ニコニコしながら相槌を打つしかないので困るでしょうね。
その年配警備員は私や会社には直接言ってこないで、自分より下の人間にしかものを言わないので他の隊員さんたちからしたらそぞ厄介でしょう。
会社はそういった話は間接的でも聞くことは無いでしょうが、私のように部屋一つ隔てて聞こえるような現場にいて、そういった話をしている人間がいるのは現場にとって非常に邪魔な存在だと感じています。
会社の悪口を言って指揮を下げるような人間は、警備業だけでなく会社にとって悪だと思います。
それが会社にまで直接届かないので困るのですが、私が会社に伝えてもいまいちな反応しか返ってこなかった事にも腹立たしさを感じます。