施設警備員の中には異常を異常として認識できないいわゆるポンコツ警備員という者もいる

施設警備員の中にはポンコツ警備員と呼ばれる警備員が居ます。なにがポンコツなのかは人それぞれですが、今回は異常を異常として認知できない警備員です。普通の人でも「あれ?」と思える異常な状態でも、ポンコツ警備員ともなるとボケーっとしていて気づかず後で「なぜ気づかなかった!?」と他の隊員に責められるのです。

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警備員は異常に気付けてこそ

警備員は異常に気付けてこそ警備員と呼べると思います。

自分の勤務する現場で、毎日見慣れた建物内でいつもと違うモノに気付けるかどうか、という能力は警備員によって大きく異なります

 

例えば照明の球切れだとか、消火器が無くなっていたり、いつも置いてあったものが無くなっていたりと毎日見慣れた職場で、業務として確認するべき項目として異常に気付くのではなく、誰に言われても居なくても自分から「おかしい・・」と気付ける能力が求められる仕事です。

 

多くの警備員さんがみな「気付ける」人ではありません。

今の現場で働く警備員さんを見ても10人いたら2~3人くらいしか気付ける人は居ないと思います。

 

だからと言って他の人がダメな人、というわけではなくそれぞれ個人差があります。

2日目なら気付ける人や、1週間後に気付く人、何か月経っても気付けない人など様々です。

 

これはある程度経験で上達するのですが、中にはどれだけ経っても能力が上がらない人も居るのです。

警備員として役に立たない者

基本的に周りの物事に対して、集中力の無い人や観察力の無い人はいます。

そういった事に極端に能力の低い人でも警備員として勤務しています。

 

彼らを見ていると、同じ職場で働いていても「え!あれに気付かなかったの!?」

と言ってしまう程鈍感な人もおり、それが度重なると周りからも

 

ポンコツ警備員、という見られ方をする様になってしまいます。

大抵の人は、気付けないと言っても許容できるレベルなのでまだ良いですが、ポンコツ警備員の烙印を押されてしまう様な人は、何度指導しても再度同じ事で同じ失敗を繰り返すので、同僚も呆れて何も言わなくなります。

 

明らかに異常であるのに、気付いていないのか自分には関係ないと知らん顔をしているのかどの様な思考なのか理解不能です。

これが続いてしまうと、いつか大きなミスを発生させてしまう事となり、その現場に居られなくなってしまうなんて事も・・。

同じ格好をしていても同じではない

その現場で働いている警備員は皆同じ格好をしています。

頭から足先までみな同じ制服を着ているので、ぱっとそのひと個人を特定する事は難しいです。

 

そんな時にある警備員がミスをしても、どの警備員がそのミスをしたのか傍から見ると分かりません。

一般の人から見たら、優秀な警備員もポンコツ警備員も制服が同じなので区別がつかないのです。

 

一人の警備員のミスで、同じ制服を着ている警備員が全員「ダメな警備員」と見られる可能性があるという事です。

これは真面目に働いている警備員さんからすると迷惑な話だと思います。

 

そういう意味では、警備員の制服を着ている人を見かけても、その人が優秀な警備員かポンコツ警備員なのか分からないという事です。

全員が同じクオリティで仕事が出来るのが理想ですが、人数が増えれば増えるほど色々な人が集まり、中には異常を見抜けない警備員も居るのだ、という事を理解して欲しいと警備員側の人間はそう思うのです。

 

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