警備業に限らず仕事上の失敗をする人はどこにでもいます。ここではいわゆるポンコツ警備員と呼んでいますが、警備の世界でもどこの現場にも居ると言えます。そしてその仕事でのミスの多い人は、意外と年齢は関係なく若い人でも高齢の人でもやらかす人は幅広く存在します。仕事上のミスは隊全体の問題になる事も多いので、周りの人からのあたりもキツくなるのです。
ポンコツ警備員はどこにでもいる
ポンコツ警備員と呼ばれる人がいます。
彼らは仕事のミスが多く、何度指導しても改善される事は無く、一つの事を指摘され高と思えば、また別の問題を起こすという有様です。
まあ、ポンコツ警備員という言葉に対して定義は無いので、周りに迷惑を掛ける人を幅広くそう呼んでいます。
今の現場では数人それにあたる人は居ますが、毎日何かしらのやらかしをするのではなく、ちょっとした事でミスをするのです。
もしくはイレギュラーな出来事に対して、ちょっと機転を利かせれば対応できるのに、それをしない事で他の隊員さんの手を煩わせる事になるのです。
このちょっとした機転、というのも相手に声を掛けて確認するだけの簡単な対応なのに、それさえ出来ないのです。
「え、なんでその時に相手に聞かなかったの?」
という場面は何度かあった様で、そういった報告も何度か上がっていました。
この隊員さんの場合は「気が利く」だとか「機転を働かせる」と言った行動が周りの人よりも劣っており、しかもそれほど難しい事ではありません。
その瞬間に、相手に確認するだけなのにそれが出来ないのです。
意外と年齢は関係ない
こういった失敗に限らず、周りの警備員さんに出来てその人には出来ない、という出来事は何も高齢の警備員さんだけでなく、比較的若い警備員さんでも見られます。
まあ、若いと言っても40歳代ですが、警備業界では若いと言える年代なのでは無いでしょうか。
いつも毎日行っている業務なのに、他の人と比べてケアレスミスが多く、何度指摘しても忘れた頃に同じミスを繰り返します。
これは高齢者だから、というわけではなく若い警備員でも見られ、失敗を繰り返す人は毎回同じ人です。
本人の注意力が足りないのか、仕事に対しての向き合い方が薄いのか良く分かりません。
ヒマな現場なので、仕事に追われてつい忘れてしまったなんて事は無く、時間はたっぷりあるのです。
「数時間もヒマで何もする事が無かっただろうに、なぜできない!?」
と周りの警備員さんからも指摘されるほどです。
毎回指摘されるのに、時間が立つとまたやらかす・・。
これはその人の性格なのかもと思う様になり、もはや諦めるしかない、と思うしかないのかもしれません。
仕事のミスなので周りも厳しくなる
こういった人がするミスは仕事上での失敗です。
警備隊としてするミスは、その失敗をした一人の警備員の責任では済みません。
業務上で発生したミスは警備隊のミスという事にもなるので、一緒に勤務している警備員さんからするといい迷惑です。
自分は失敗をしないよう心掛けて仕事をしているのに、ポンコツ警備員さんが度々やらかしをする事で、ミスをしない様に仕事をしてきた人の努力が台無しになります。
やらかした当人も申し訳なさそうに謝ってはいますが「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ではないですが、忘れた頃にまた別の失敗をするのです。
そんな何度もミスをされては「いい加減にしろ!」と言いたくなる気持ちも十分わかります。
1回や2回の失敗は誰にでもあるので許してくれますが、ポンコツ警備員さんの場合は1回や2回では済まされず、また誰もが当たり前に出来そうな気を利かせた対応さえも出来ないので、周りのイライラは積もっていくのです。
自分一人でミスをしてその責任が自分一人に負わされるのであれば、周りの誰も文句は言いませんが、施設警備員は協力して仕事をしているので、ポンコツ警備員の失敗はみんなの失敗となるので、笑顔で済ませる事が難しかったりするのですよね。