施設警備員には誰でもなれる

警備員の人は知っている事ですが、警備員なんてものは誰でもなれるものです。年齢や性別、体格など面接時に落とされるなんて余程の訳ありな人だけです。そんな警備員ですが、やはり最低限の条件は満たしていないと、現場で働くほかの警備員さんに迷惑をかけてしまいます。

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50歳ですが警備員になれるでしょうか

ネットの質問コーナーに

「50歳ですが、警備員になれますか」

という内容を見た事があります。

 

警備員の人ならお判りかと思いますが、警備員で50歳なんて普通の会社で言ったら、20歳代の人が入社して来るようなものでしょうか。

ウチの警備会社の現場では、新たに配属されてくる新人さんが30歳代だと

 

「え、そんなに若い人が来たの」

 

と驚かれます。

これは地域や施設の形態にもよりますが、50歳なんて一番歓迎される年代かもしれません。

他所の職場でそれなりに社会人経験も身に付けており、会社という仕組みをそれなりに理解しており、多少の個人差はあるでしょうが仕事に対する責任感もあると思います。

 

そんな人が警備業界に、自分たちの職場へ来てくれるというのは、どこの現場でも大歓迎だと思います。

警備業界がどんなところか、中途採用者はどれだけ歓迎されるのか、実際に警備員になってみないと分からないものでしょうが、50歳代に限らずどんな年齢の人でもきっと歓迎されると思います。

下は18歳から上はほぼ制限なし

どんな年齢でも歓迎されるとはいえ、警備員には年齢制限があります。

そもそも警備員になる為には、年齢以外にもいろいろな条件があるのですが、今回ここでは年齢にだけ的を絞ってお話しします。

 

警備員になる為にはまず、下は18歳以上であることが条件です。

これには色々な理由がありますが、人の命や財産などの責任を負う仕事なので、高校生くらいの未成年などには負担が大きすぎます。

 

そして、年齢の上限の方はある意味とんでもありません。

一応どこの警備会社も、65歳くらいまで、と求人などには掲載されていますが実際は限定解除されていると思って良いでしょう。

 

私の今まで経験してきた警備会社で、65歳で警備員を定年退職された方は皆無です。

どこの警備会社も本人らとどんな話をして警備員として残ってもらっているのか知りませんが、65歳を過ぎても今までと何ら変わらず勤務しています。

 

求人などには定年65歳と載せていますが、定年後も条件次第では再雇用、の様な事が書いてあります。

まあ、全員警備員として残っているんですけどね。

そして、殆どの高齢警備員さんが引き続き警備員として残るという事は

 

「それだけ警備員という仕事が楽だという証明」

 

でもあるのです。

今の世の中、70歳近い人が仕事を探しても天下り先でもない限り、仕事にありつくのはなかなか難しいでしょう。

警備、清掃、設備、となると警備員を選択する人が多いのは、特別な資格も必要なく肉体的にも楽なのが選ばれる理由だと思います。

 

ですが、警備員に限らず仕事をするうえで大切な事があります。

ドタキャンせず挨拶がしっかり出来れば大丈夫

どんな仕事もそうですが、大切な事があります。

それは

 

「仕事を勝手に休まず、ちゃんと挨拶が出来る」

 

これに尽きると思います。

どんな仕事でも、自分の勤務の日に突然休んだり、職場の同僚と一言も挨拶しない様な人は、それだけで他の同僚と上手くやって行けません。

どうせ人付き合いなんて面倒なだけだから、と思って人が挨拶しているのにそれさえ無視するような人は、「本当同じ同僚なのか」と思います。

 

実際にこんな人もいるので、同じ警備員として勤務してよく後ろめたくならないものだと思います。

警備員になるにはそれほど厳しい制約はありませんが、その条件を重視するよりも、最低限の常識とマナーは必要だと思います。

 

勝手に休まない、挨拶をする。

 

こんな単純な条件さえクリアできれば、ウチの現場としては大歓迎なのですが。

 

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