警備会社が警備員を育てているのではなく現場の先輩警備員が育てている会社はポンコツ警備員ができやすい

警備会社によって大きく変わって来るので全ての警備会社がそうとは限りませんが、警備員というのは会社が育てているのではなく、現場の先輩警備員が多くの事を教育しています。もちろん新任教育などは会社が実施しますが、警備員が仕事を学ぶときは現場の業務を覚える事の方が遥かに量が多いのです。その為、会社よりも現場の警備員さんから学ぶという流れがある意味自然なのです。

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警備員は現場で学ぶ

警備員は警備員としての仕事を学ぶとき、警備会社よりも現場にいる先輩警備員から学ぶ事が殆どです。

これは警備会社によっては違う場合もありますが、個人的にはそう思っています。

 

実際これまで経験してきた警備会社では、警備員としての業務はやはり現場の警備員でないと分かりません。

警備会社は営業所が管轄しているエリアにいくつもの物件を持っている場合が多く、その物件ごとに実施している業務も異なります

 

この場合、警備会社側でもある営業所では各物件の細かい業務内容までは把握していません。

これは営業所が所有している物件の件数が多くなればなるほど把握しきれないと言って良いでしょう。

 

そうなると現場での警備員としての指導は、警備会社の人間ではなく現場にいる警備員、そう先輩警備員が指導するのです。

会社よりも現場の先輩から

世の中の企業でも、入社したての新人社員はその部署の先輩が指導するのが普通だと思います。

警備業界もその例に漏れず、現場の先輩警備員が指導する事が殆どです。

 

しかしここで厄介なのが、現場で指導する業務内容というのはその現場の業務に限った事のみです。

各現場にはその各現場のやり方があり、警備業界内での警備員としての指導ではありません。

 

その配属先の施設の規則や、その施設での特有の業務など、その現場でしか通用しない業務内容の指導が殆どです。

その為、そこで警備員としての業務を学んだあとに、全く別の現場へ異動しても必ずしも同じやり方が通用するとは限らないのです。

 

出入管理業務や巡回など、業務の大まかなやり方は間違ってはいませんが、異動した場合、再度その施設のやり方を学び直す必要があるのです。

これはベテランの警備員さんでも同じです。

 

現場が変わればやり方も違う

 

施設警備員さんはその施設の数だけ異なったやり方があるので、掛け持ちで現場を担当している様な人は、行く先々で異なる業務内容にかなり戸惑う事になるのです。

基本的な事は会社から

それでも、警備員としての基本的な所作は変わりがありません。

なので、新任教育の時などは警備員としての基本的なものの指導を受ける事になるのです。

 

・出入管理業務とはどんな事をしており何に気を付けるのか。

・巡回や立哨とは何を目的に実施しているのか。

 

現場ではその施設のクライアントの意向に合わせた各業務のやり方を指導していますが、警備会社ではその業務の基本的な指導をしているのです。

これは警備会社が変わっても大体同じ流れでした。

 

会社の規模が大きくなればなるほど、現場の警備員に指導を任せる事になる様です。

警備会社と現場での指導、意外と指導内容が上手い事分かれていて、各部署に一方的に負荷がかからない様になっている様です。

 

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