ネット界隈でAIやドローン、最近ではチャットGPTが話題になっていますが、警備業界でも数年前に巡回用ロボットやAI受付などが登場していました。それを受け「警備業界もこれで仕事が無くなる」なんていう話をする人もいますが、私は実際の現場で勤務していて「いや、まだまだ人でないと無理だ」と思う派です。
“近い将来に施設警備の仕事をAIやドローンに奪われる様な話が出ているが現場を見る限り当分来ないと思う” の続きを読む
施設警備員なのにクライアントだから反対できない事をいいことに設備の仕事をさせられていた話
商業施設で勤務していた当時、施設警備員にもかかわらず設備の人がするべき仕事を我々がしていました。厳密にはその設備は緊急時に警備員は使用するのですが、普段の点検まで警備員がするのは明らかに仕事を押し付けていると感じていました。クライアントでもある設備会社側は、警備側が嫌だと言えないのをいいことに仕事を押し付けていてのです。
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エレベーターには隠し設定ともいえるボタンの操作があり警備員は業務上知っているとちょっぴり幸せ
施設にあるエレベーター。このエレベーターには公式には公表されていないと思いますが、隠し設定があります。それはボタンを押す事で色々な設定があるという事です。自分の生きたいフロアとは違う階を押してしまった時にキャンセルする時や、特定のフロアのみにしか止まらないようにする事など、使い方を間違えると施設に迷惑を掛ける事にもなる操作です。その為、公には公表されていません。
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ATMコーナーのある商業施設ではいろいろなトラブルが起きやすいので巡回時は注意が必要である
商業施設では当たり前のようにある「ATM」。現場によっては1台だけでなく、様々な金融機関のATMが並んでいる所もあるでしょう。そんな施設で警備員が業務をする時、色々なトラブルがあったりします。幸いな事に配属中は大きなトラブルは一度もありませんでしたが、お金の絡むトラブルは非常に厄介なので、巡回時などは注意しましょう。
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施設内に設置された防犯カメラを警備員が防災センターで管理し映像を確認する仕事
施設警備員が勤務する現場によっては防犯カメラの管理を任されている場合があります。管理といってもこれもまた現場によって様々で、警備員がどこまで管理をするのかというのは現場によってバラバラです。商業施設で勤務していた当時は、ほぼすべてのカメラの管理を任されていました。
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無線機は聞き取りにくい場所があるので受信する時は聞き逃さない様にするのが大変である
警備員は業務に無線機を使用しています。施設警備員でも施設内で使用しているのですが、これが場所によっては上手く聞き取れない場所があったりするのです。発信する側の防災センターではまさか聞き取れないなんて思ってもいないので、何度も聞き返すと半ギレ状態になる時もあるのです。
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車椅子がたくさんある施設の勤務の時に夜中に乗ってみたい衝動にかられたが我慢した
大型商業施設での勤務の時、施設に車椅子が設置されていました。各出入り口に数台ずつ置いてあったのですが、ヤンチャな若者にイタズラされたり、施設内専用なのに駐車場に乗り捨てられたりと管理するのは大変でした。そんな車椅子ですが、普段縁のない物なので夜間の誰もいない巡回時に乗ってみたいという衝動にかられました。
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ローカルシステムのない施設警備の現場での勤務は気が楽だが警備員は育たない
今のヒマな施設警備の現場では、機械警備のセットをする設備がないといういわゆるローカルシステムがありません。自火報盤などはありますが、館内のパッシブや自動ドアなどのセンサー類など警備員の業務として比較的面倒だと思わる設備がありません。正直楽が出来てうれしい職場ではあるのですが、ここが初めての警備員さんはよそへ行ったら時、施設警備ってこんなに大変なのだと地獄を見る事でしょう。
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館内の必要な照明と不必要な照明を警備員は把握して入り切り出来なければならない
施設警備員はその建物内にある照明の管理もしています。開店時に点灯する照明や閉店時に消灯する照明など、どこを点灯させどこを消灯するのかと。そして夜間の巡回中も、不必要な照明がついている時は消す、というのも警備員の仕事なのです。そいいう意味では、いつどんな時にどこの照明が点いていてよくて、また点いていてはいけないのかという事まで知っておかなければなりません。
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館内のエレベーターに万が一閉じ込められた時に落ち着いた行動が取れるか
エレベーターの呼び出しボタンで呼び出されて応対した事はありますが、自分がエレベーター内で緊急事態に陥り、呼び出しボタンを押した事はありません。まあ、呼び出されたとしても殆どがイタズラか、間違って押してしまった誤報ばかりですが。そんなエレベーターに自分が乗っていていざ、緊急時に落ち着いた動作が取れるでしょうか。
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