施設警備員ってどんなことするの

施設警備員とは簡単に言えば建物内の犯罪や火災などを未然に防ぐ仕事です。

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施設警備員は建物を守っている

常駐警備とも呼ばれている事がありますが、言葉の通りその建物に昼間でも夜中でもどの時間帯でも警備員がいる施設なんかはそう呼ばれることがあります。

現場によっては昼間の間しか警備員がいない所は常駐警備とは言わないかもしれませんが、総称して施設警備と呼ばれています。

「建物」と一言で言っても、ショッピングセンターから商業ビル、工場、病院、学校、官公庁、金融機関、駐車場等、これで全てではありせんが馴染みのある場所のこれらが該当します。

 

また、勤務内容は配属先の建物ごとで違いますが防犯・防災以外にも巡回や出入り口の施開錠、出入管理、鍵の管理、緊急対応などやることはたくさんあります。

 

配置人数が決まっているのでうっかり休めない

配属人数も様々で、1人から10人以上の警備員が配置されていると思います。1人のとこは当然1ポスト、10人以上配属している所だと平均して5ポストぐらいでしょうか。

ポストとは、施設の管理側と契約で

「ここの施設は警備員を◯人(ポスト)置くようにすること」

と決められている人数のことです。

この契約で決められた人数以下で配置すると、契約不履行で警備会社に損害賠償を請求されたり、最悪契約解除になったりするかもしれません。

そうならない為にも、もし風邪や急な用事で出勤できなくなった隊員がいた時はポストを埋めるために他の警備員が入らなけれなりません。

「今日は1人少ないけどしょうがないなぁ」では済まないのです。

仲間の警備員に非常に迷惑がかかるので、余程の理由がない限り当日に突然休むような事をするのはやめましょう。

 

基本的に建物の中での勤務が多い

施設警備の多くは基本的に建物内での仕事なので、空調の効いた場所での勤務になるでしょう。夏は涼しくて冬は暖かい、そう聞いただけで魅力的な仕事と感じてしまいます。

しかし、夜間など皆が帰った後に戸締まりや火気点検などを行う細密巡回と呼ばれる巡回をすると、空調の切れた場所を何時間も歩くので夏場はもちろん、冬でも汗をたくさんかくことがあります。

更に環境の良い場所はお客さんのいる所だけで、

警備員が通る場所は空調の効いていない区画

だったりもします。

 

日々同じ事の繰り返し

勤務内容は後述するとして、どこもだいたい決められた時間に決められた事をひたすら繰り返す、というルーティンワークです。

それぞれのポストの人が時間ごとに巡回や出入管理などが時程表というもので決められていて行動します。
その決められた行動の中に緊急対応などが割り込んできます。

緊急対応の発生頻度は現場によって様々です。

毎日あるようなところもあれば1年に1回あるかないか、なんて職場もあるでしょう。

ある程度のルーティンワークに抵抗の無い方なら、この施設警備の業務は向いているかもしれませんね。

 

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