制服を着ている限り警備員は見られている

外周巡回といっても様々ありまして、ここでは該当する施設から少し離れた場所の施設へ業務の為、歩きや自転車などで移動するときのお話です。

スポンサーリンク

 

近隣の住民からのクレーム

歩いて行くにはやや距離がある為、自転車や許可されているなら自動車などで別館などの物件に移動する時、どなんな事に気を付けたらよいのでしょうか。

 

過去にこんな事がありました。

ある年配の警備員(該当物件年数5年)がA館からB館へ移動(数キロ)する際、自転車で移動してたのですが、ある日近隣の住民の方からクライアントへクレームがありました。その内容は・・

 

「お宅のトコの警備員だと思うが、勤務中(B館へ移動中)なのか知らないが
タバコを吸いながら自転車に乗っているけど、あれどうなの」

という事でした。

 

一人だけ違う行動は目立つ

日頃から同じような時間に同じ制服を着た警備員が自転車で移動しているので、近隣の住民の方も我々警備員が仕事中の移動だという事は何となく分かっていらっしゃっていたようです。(この隊員は帽子もかぶっていなかった模様)

 

タバコを吸っていたという警備員を見かけた日にちを確認し人物を特定して本人に聞いたところ、やはり間違いないようで支社から担当者が来てクライアントまで謝りに行っていました。

 

その時に支社の方から隊員全員に別館移動中の立ち振る舞いについて聞かれましたが、彼以外はちゃんと帽子もかぶりタバコを吸う事もなくマジメに移動していたようです。
むしろ皆、タバコ吸って移動なんてありえない!という良識のある反応だったのでホッとしました。

 

移動中の行動は防災センターに居る隊員からすると全く見えない所の事なので全員、まさかそんな事していたなんてという状態でした。

 

誰も見ていないと気が抜ける

まあ、彼に関しては普段から制服に関して少しだらしない着用をしており、前の隊長も支社に彼をこの物件から外して欲しいと要望も出していたほどでした。

普段からそういう気の抜けた態度で勤務しているとやはりどこかでボロが出る、というか警備員はいつも誰かに見られている、という意識が必要だと思います。

 

今回の件はA館からB館へ移動する時に起こったことです。移動中のことなので各隊員からすると気が抜けている時間帯なのかもしれません。
しかし、制服を着ている限り他の方から見たら仕事も移動中も休憩中かもわかりませんよね。(今回の件は移動中でしかもこの時間は勤務時間扱いです)

 

もし、配属先の現場に離れた別館があって歩きや自転車などで移動することがある時は、どこで誰が見ているかも分からないので気を抜かないよう勤務に従事するようにしましょう。

 

「施設警備の1日」の記事一覧へ行く

スポンサーリンク