雨の日に増える警備員の業務

雨の日が続く中、警備員の仕事もそれにつれて増えます。それは晴れの日には気が付かない、もしくは必要の無かった注意点が出てくるためです。先週も雨が続いた為に通常の巡回プラスで確認する事が多い週でした。

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窓の戸締りの確認をいつも以上に注意する

雨が降ると基本的に窓を閉めている部屋は多くなります。

湿気も多く気温も高いので、エアコンを使用する部屋が多くなる為です。

そんな天候の悪い日の警備員の巡回は、一見楽そうに見えますが実際はその逆です。

雨の日の細密巡回は窓が開いていないか、いつも以上に気を使って見回らなければなりません。

以前、この現場で雨の降っている細密巡回時に窓が開きっ放しになっているのを見つけました。

警備員が巡回に見回るまで、窓は開いたままであったため

部屋の中に雨が入り込んでいたのです。

見つけた時すぐに窓を閉めましたが時すでに遅し・・

部屋の窓付近はびしょ濡れでした。

電子機器類が近くに無かったので無事でしたが、部屋の中に雨が入り込んで濡れてしまったのはどうしようもありません。

まあ、警備員が発見して朝まで開けっぱなしになる事は避けられたのでまだ良かったのかもしれませんね。

こういった事があるので、雨の日はいつも以上に窓の開けっぱなしが無いか見る必要があります。

万が一、窓が開いているのに気づかずに次の日の朝までそのままだと、まあほぼ確実にクレームが入りますね。

開けっ放しにしたのはその部屋の方ですが、警備員が巡回時に気づかなかった事で業務的なお叱りを受けるのは間違いないです。

一見理不尽に感じるかもしれませんが、警備員が仕事を全うできなかったのは事実です。

なので、雨の日は窓に十分注意が必要ですよ。

建物の雨漏れ確認

またこの現場だけではないと思いますが、老朽化の進んだ建物は台風の様な雨風が強い日だと、雨漏れが発生する事があります。

ここでは老朽化の進んだ建物もあるので、ここ最近の様な強めの雨が降るだけでも雨漏れする事が多いです。

今月も雨の強い日が何日かありましたが、やはり雨漏れしていました。

とりあえず、日中から雨が降り続いていると巡回に行った時には既にバケツやブルーシートがすでに敷かれています。

雨漏れの個所が多いと、バケツも何カ所かに置いてあり、雨の降り続いた時間が長いとバケツの水も一杯になっているなんて事も・・。

警備員が巡回で通りかかった時にバケツの水が一杯になっていたら、近くのトイレへ流しに行きます。

これを放っておいたら、水があふれて床が大惨事になります。

また、バケツが置いていない場所で雨漏れを発見したら、近くの掃除道具入れからバケツを持って来てセットします。

これらを巡回中に見つけたら対応しなければならないので、巡回時間にも影響が出てしまいます。

本来なら素通りできる通路も、雨の日は余計な仕事が増えてしまいます。

1階部分の浸水や駐車場のゴミ

また、建物の1階部分に浸水が発生する事もありました。

近年では浸水が発生した事はありませんが、以前は真夜中の巡回時に浸水を発見して、仮眠中の隊員をたたき起こしてみんなで対応した事も有りました。

その場所は後日、浸水の原因を直してそれ以降は大雨の日でも浸水することは無くなりました。

更に大雨の次の日は、駐車場にごみが散乱している事が多いです。

水かさが増した駐車場は、どこからか流れてきたゴミがその場に残って駐車場がゴミだらけになる事も・・。

そうなると、朝方に巡回する警備員がゴミを駐車場の隅にとりあえず寄せて、清掃班の方が出勤してきたら報告して片付けていただくのです。

このとりあえず寄せておく、という行為が意外と大変でこれも素通りできたはずの場所が素通りできずに片付けに時間を割かれるのです。

いづれにせよ、雨の日の巡回はいつも以上に見る場所、やる仕事が増え時間もかかってしまいます。

見落とす事無く、全てこなすには大変な労力がいりますが、見逃すと結局警備員の仕事が疑われるので、手を抜く事なく対応して欲しいですね。

 

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