警備員の必需品の一つ、白手袋。施設警備員も交通誘導警備員どちらも勤務に使用していますが、施設警備員の方が建物の中での勤務の為、比較的汚れ難いです。しかし汚れ難いというのが理由で、中々新しいものに変えない警備員も多いと思います。白が白で無くなる前に交換したいのですが。
白手袋がいつの間にか黒手袋
施設警備員は白手袋を勤務中に使用していますが、自分の使用している白手袋、いつから使用しているか覚えていますか。
少し前にある隊員さんに聞いた事があるのですが、1年以上前からずっと同じものを使っていたそうです。
定期的に洗濯はしているそうですが、1年以上も同じものを使用していると、目に付く汚れは無いものの、明らかに白色ではなくなっています。
白手袋はナイロンやコットンを使用したものが大半だと思いますが、どちらの生地を使用したものでも、長年使っていると同じように色あせてしまいます。
この隊員さんの手袋も、ナイロン製の白手袋でしたが、手袋の色がキレイな白ではなく、若干黄ばんだような色や、ところどころ黒っぽくなっており、お世辞にもキレイな白手袋とは言えません。
警備員の業務として、白手袋を使用しているのは手が汚れないようにする為だけではなく、制服の一部として見た目としての部分もあります。
離れた位置から見ただけでは、白手袋の汚れは目立ちませんが、対面で話をしたり、警備室内に置いてあるのを見かけた時など「うわ、汚い手袋」と気づきます。
使い込んだ汚れた白手袋は、とても触りたいとは思えない程汚く見えます。
白手袋は消耗品
白手袋は警備会社によっては支給されるところもあるでしょう。
しかし私が経験した警備会社は全て、自分で用意する物でした。
入社して初めて制服を渡された時に、1回目だけ白手袋を渡されましたが、それ以降は自分で買い替えるよう言われました。
このパターンも警備会社によっては、初めから自分で準備させるところが普通だと思って良いでしょう。
白手袋は消耗品です
もしかしたら警備員さんの中には、定期手に買い替える消耗品だと思っていない人がいるかもしれません。
なので、最初に白手袋を用意したらどれだけ色褪せようが、洗濯をして使いまわして買い換えないのかもしれません。
白手袋は他の制服と違って、消耗品なので汚れが目立つようになってきたら買い替えなければいけません。
この辺りは警備会社であまり指導していないと思います。
制服のシャツやズボンは長年使用していると、交換が必要になる事があり会社が面倒を見てくれますが、白手袋は個人で用意しているので、自分で動かなければいつまで経っても白だか黒だか良く分からない汚い手袋を使い続けるのです。
制服の一部だが個人で用意
そもそも個人で用意するという事が、白手袋を定期的に買い替えるという行動を躊躇させているのだと思います。
余程のキレイ好きの人なら、何も言わなくても常にキレイな白手袋に買い替えていると思いますが、警備業界に居るような人は、あまりそういった事に目がいかないのか買い替える人は少ないです。
100円から500円程度とお手軽に購入できるものですが、これが逆に
「安いからいつでも買いに行ける」
「わざわざ行くのも面倒だし、まだこのくらいの汚れなら大丈夫」
といった感じで買いに行くのが先延ばしになってしまう様です。
先ほども話したように、施設警備員の白手袋は業務内容からみると、余り汚れる事が少ない仕事が多いです。
その為に、汚れや色あせの変化に気づきにくく、いつの間にか1年同じものを使い続けていた、なんて事になるのです。
汚れてから交換するのではなく、半年でどれだけきれいでも買い替える、などど期間を決めて常に新しいキレイな白手袋を身に着ける様にしたいですね。
白手袋がキレイだと、相手に清潔感を与えるだけでなく、キレイな物を身に着けている、と自分の仕事にも変化が出ますよ。