当直と日勤どちらがお得なのか

施設警備員の勤務体系に日勤夜勤と当直勤務があります。もちろん拘束時間や実働時間が違うので給料も違いますが、実働時間だけで見ると意外な事に気がつきます。先日、日勤の人が下番するのを見送りつつ、当務である自分が翌朝まで残るのを考えた時、実働時間を改めて計算してみると・・

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日勤と当直勤務の実働時間の違い

日勤は8時間ないしは9時間程度勤務して下番できます。

しかし当直勤務はその日24時間その現場にとどまり、帰る事が出来るのは翌日の朝になります。

これが上番時間が遅ければ下番できる時間も変わるので、一概に朝帰る事が出来るとは言えませんが、要するに24時間拘束される仕事になるわけです。

 

先日も、日勤を終えて帰宅していく隊員さんを見送っていた時、羨ましくも毎日出勤するのも嫌だな、という感情が湧きました。

一度当直勤務をするとこの気持ちは分かると思いますが、毎日出勤するのは大変な事と思うようになるのです。

 

当直勤務のメリットデメリットはまたの機会にするとして、今回は日勤と当直勤務の給料についてある考えが浮かびました。

 

もちろん日勤と当直勤務は給料の金額が違います

日勤は8時間か9時間程度の給料しか貰えませんが、当直勤務は24時間の拘束の内の実働時間としての給料が支払われます。

 

24時間の内の実働時間は現場ごとで全く違い、数時間の差がある現場は普通にありますね。

その24時間拘束ですが、次の日はもちろん明け日となります。

 

24時間勤務すれば、翌日は朝からお休みになるのです。

警備業に限らず、大抵の当直勤務の方は翌日がお休みになるはずです。

次の日、平日丸一日お休みなのはなんか得した気分になります。

 

平日の日中に人の少ない場所へ悠々と出かけられるのはうれしく思います。

普通の社会人の方は週5日で出勤している中、週に3日程度で良いのはとても楽だと思いませんか。

当直勤務は拘束時間が長い長い

しかし、週3日で良い分それまでが苦痛に感じる時があります。

当直勤務は24時間拘束されるのですが、それが長いと感じるのです。

夕方には帰宅してしまう仲間を見送り、自分は更にそこから12時間は残らなければならないのです。

そう思う時の絶望感は経験した人にしか分からないでしょう。

 

まあ、普段はそう考えること自体無意味な事なので、最近は「もう帰るの」とからかう様にしていますが・・。

その当直勤務ですが、時間帯でやるべき事は決まっていて案外大変なので、残りの12時間も意外とすぐに終わったりするものです。

 

しかし、当直勤務でやる事も日中と同じような事ばかりなので、慣れてくると飽きるかもしれません。

また夜の時間帯は、やる事も話す相手もいないので余計に時間が長く感じる人もいるかもしれませんね。

 

やるべき事をしっかりできて、その合間の時間を上手く利用できる人なら警備員の仕事は案外合うかもしれません。

しかし、当直勤務でわざわざ24時間働かなくても、日勤プラス残業で同じ給料を稼ぐ事も出来たりするのです。

詰め込んで稼ぐかゆったり稼ぐか

当直勤務で24時間拘束されて15,000円稼いだ場合、日勤でも同じくらい稼ぐことは今のご時世可能なのです。

警備員募集でも日勤で12,000円位なら見かける事があります。

 

全ての募集がその位の金額を支払う訳ではありませんが、今10,000円位ならゴロゴロありますね。

仕事の内容はまあまあキツイかもしれませんが、金額重視の方なら問題ないのかもしれません。

 

その日勤に少し残業でもすれば、先ほどの当直勤務で貰える15,000円に達してしまいます。

当直勤務と同じ金額でその日の内に帰る事が出来る、そうなるともう何のための当直勤務か分かりませんね。

24時間辛い思いをして帰るにも帰られないのを我慢して稼いだ金額が、その日の内に帰る事が出来たら迷わずそちらへ行こうと思いますよね。

 

それを週5日やったら、1か月で倍の金額を稼ぐ事が出来る計算になります。

これは仕事の内容を無視した想像になっているので、実際は週5日も出来ないかもしれません。

身体を壊してはいくら頑張っても仕方がないので、無理なく働けるのが一番ですね。

 

世の中には当直勤務と同じくらいの給料を、日勤で稼ぐ事が出来る仕事があります。

自分に合った仕事をするのが一番ですが、当直勤務が一番稼げる・・と探すよりも日勤での給料とも比較して探してみる必要もあるかもしれませんよ。

 

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