出入管理の受付場の所で、従業員の方から差し入れを頂く事がたまにあるという話は以前しましたが、細密巡回の時でも差し入れを頂く事があるのです。出入管理の時は受け取っても商品を置いておく場所はあるのですが、細密巡回の時は異動しながらの業務なので、受け取っても商品を置く場所は無いのです。
飲食店の残留者から差し入れを貰う
警備員は勤務先の施設の方からモノを頂く機会が多いです。
「いつもありがとうございます」
という言葉と共に、ちょっとしたお菓子や飲食店の方からはお店の商品を頂いたりと様々です。
警備員の仕事を初めてから、警備員は底辺職で誰も見向きもしてくれない様な仕事だと思っていましたが、感謝してくれる人がこんなにいるんだ、と思い知らされました。
同じ施設で勤務する事で連帯感が生まれ、また夜中の間も各テナントを守ってくれているという事に感謝して頂いているようです。
どんな仕事そうですが、警備員として仕事をしていて感謝されるのはうれしい事ですよね。
そんな中、細密巡回をしているとたまに飲食店の従業員の方から、差し入れを頂く事があるのです。
差し入れのよくあるパターンは、出入管理の受付場の所で頂く事が殆どなのですが、極まれに細密巡回中に渡される事もあるのです。
細密巡回の時に飲食店の従業員の方がいる、という事は残留者として残っている状態なのですが、お店の片づけなどをしている最中なので
「警備員に早く帰るよう言われるかもしれない」
と思っているのかもしれません。
こちらとしては、最終の退館時間までに間に合えば大丈夫、と思っているのでせかすつもりは無いのですがね。
そんな状況の中で、警備員に差し入れを渡しているのであれば
「差し入れをするから大目に見て」
というアピールなのかもしれない、と勘ぐってしまう事も・・。
警備員としては非常に有り難い行為だが
いずれにせよ、警備員としては差し入れを頂けることは非常に有り難い事なので、感謝しつつ受け取っていますが
「できれば細密巡回をしている自分では無くて、防災センターの受付の隊員に渡してほしい」
と思ったりします。
細密巡回の時は館内をすべて歩き回るので、装備品以外のモノを持って歩くのは正直邪魔です。
特に差し入れの食品などを持った状態で数時間も館内を歩くのは、他のテナントの従業員の目もあるので、できれば避けたいところです。
そんな時どうするのかというと
「受け取った差し入れを一旦、防災センターへ持ち帰る」
どれだけ防災センターから離れていても、細密巡回中に差し入れを受け取ったら必ず防災センターまで戻っていました。
これだけで細密巡回の時間のロスになるのですが、仕方ありません。
そのまま数時間も差し入れを持った状態で、細密巡回は続けられません。
差し入れを頂いた瞬間は感謝して受け取りますが、その後は細密巡回の時間が削られるのを心配しつつ、防災センターへ急いで向かうのです。
施設警備員として差し入れは楽しみの一つでもある
警備員の仕事をして差し入れの有難さを感じました。
夜中に小腹が空く助けになってるのはもちろんですが、それ以上に多くの従業員から感謝されている事です。
嫌われている警備隊では、差し入れを頂く事は無いでしょう。
まあ、飲食店の無い様な施設でも、従業員の方から小さなお菓子を渡されつつ感謝される事もあるでしょう。
差し入れを渡してくれる側も感謝しつつ渡してくれ、それを受け取る警備員側も感謝しています。
お互いが気持ちよく仕事をし、感謝できる職場は働いていて気持ちが良いものです。
自分の勤務する現場は、お互いが感謝している職場になっているでしょうか。
挨拶もしない、感謝の言葉もない、何のトラブルが無かったとしてもやりがいは少ないのではないでしょうか。