大地震が発生した時、施設警備員は職場で何が出来て何をすればよいのか施設内で確認しているか

ここ最近、大きな地震が発生するかもしれないと嫌な空気になって来ています。南海トラフ大地震に関係の無い地域でも、日本に住んでいる限り決して無関係ではありません。そんな中、施設警備員として仕事をしている以上、勤務中に災害が発生するかもしれません。その時に何が出来て何をすればよいか把握していますか?

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災害は勤務中でも発生する

8月に入って、南海トラフ地震に関係があるであろう地震が発生したようで、ニュースなどで話題になっています。近いうちに南海トラフ大地震が発生するかもしれないと、テレビやネットでも取り上げられる機会が増えました。たとえ、南海トラフ大地震に関係の無いエリアの人でも、日本国内に住んでいれば、地震というものは無関係ではありません。

 

いつ発生するかもわからない自身ですが、普段仕事中に大地震が発生する事も十分考えられます。

1日24時間の活動のうち、3分の1は仕事をしているでしょうから、可能性は十分あります。

 

施設によっては災害発生時に、何をどうすれば良いという行動指針があるでしょうから、日頃から訓練などもしていると思います。

過去の施設警備の現場でも、防災訓練や避難訓練など災害に対する訓練をしてきました。

 

しかし、施設の規模によってその訓練も違いがあり、施設警備員という各人が誰も同じ水準で災害に対する備えが出来ているわけではありません。

同じ職場内でも各警備員の訓練での習熟度は異なるので、個人個人がどれだけ災害への心構えがあるかで、本番の時の行動も変わって来る事でしょう。

災害発生時の警備員の行動

災害などが発生した時、多くの施設では自衛消防などが組織されており、役割分担があると思います。

そこで働く施設警備員も何かしらの役目を割り当てられている事でしょう。

 

この様に施設内ではっきりとした役割とは別に、施設警備員が通常業務を行っている時に、災害が発生した時に何をしたら良いのでしょうか。

警備会社にもよりますが、過去の勤務先では

 

「災害が発生したらとにかく防災センターへ戻れ」

 

と教えられていました。

一旦警備員を集めて、災害の状況を確認した後に、仕事を分担するのだと思います。

この様なやり方は、警備会社や施設によって異なると思うので、自分の勤務する現場のやり方に従う様にしましょう。

 

地震や火災など、いつまでも建物内にいると危険なので、施設内にいる人の避難誘導が警備員のメインの業務になると思います。

その様な避難誘導も、施設側の人間や警備隊の責任者の指揮のもと行動すると思うので、決して独断で誘導を開始しない様にしましょう。

 

施設警備員の災害時の基本的な行動「独断で行動するな」ですね。

休日の時でも出勤を求められる

災害は何も仕事中の時とは限りません。

休日に自宅で休んでいる時にやってくる場合もあります。

 

この時も会社から言われていた事は

「会社から勤務先の現場へ行くよう要請がある事もある」

でした。

この話を聞いた時、なぜ災害が発生して自宅の方も大変だろうに、なぜ仕事先まで行かなけれないけないのか、と思ったものです。

 

しかし、逆な立場で考えると非常に分かり易いと思います。

勤務中に災害が発生した時、施設内に取り残された人を避難誘導したり、施設内で救助活動などをしている警備員は、帰る事も出来ず災害対応をしている事でしょう。

 

そんな警備員さんも自宅で家族が心配して待っているかもしれません。

災害対応で帰る事の出来ない警備員さんの為にも、休日で自宅に居る警備員さんが、応援または交代の為に現場へ行くように、と説明をされました。

 

災害が発生して、その対応に追われて帰る事の出来ない警備員がもし自分だったら、と考えると非常に分かり易いですよね。

 

今の時期は非常に不安定で、いつ大きな地震がやって来るか分かりません。

自分の職場でも、もう一度災害のマニュアルなどを読み返して、その時がやって来ても冷静に対処できるように身構えておいて欲しいですね。

 

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