商業施設の警備員はなぜキツイといわれるのか

大きな商業施設の警備員を5年ほど経験しました。
業界内ではまだまだ短い期間の隊員ですが、その短い期間を経験した者でもわかる商業施設の警備員の大変さは、世間で知られている警備員(ラクそう)とは違っていました。

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いろんな人が思い描いている警備員の仕事って、絶対にやってみた人にしかわからないと思います。

自分自身もその一人で、警備を始める前は

「施設警備員ってモニター見て、店内ウロウロして楽そうだな」

「警備員、って世間体さえ気にしなければ収入は良さそうでいいな」

って思ってました。

ですが見事にその予想は正反対なものだと1週間で思い知らされました。

モニターを見る仕事なんて防災センター要因の中でも隊長クラスの人しかしないし、店内をウロウロしてるのは確かにそうですが、実際は見るべき事があって見回り、いざ事案が発生すればその対応がある。

ましてや収入はアルバイトとほぼ変わらないのが常識。

ある意味、制服フェチか正義感なんかがある人が退職ぜずに残っているのではなかろうかと・・・。(もちろん冗談です)

確かに商業施設の警備員は忙しくて楽が出来ると希望を抱きながら飛び込んで来た人にとっては地獄でしょう。

 

ようするに

警備を楽なものだと思って商業施設の警備員と配属された人が、忙しいというハードルが予想以上だった為にでた反応

だと私は思います。

 

まあ、中には商業施設でありながらびっくりするような楽な現場もあるかもしれません。

しかしそんな現場は私の知る範囲ではありません。

もしあったとしてもその様な楽な現場は離職率が低く、また退職者がいたとしても警備会社内の人事の異動で補充されて、ハローワークや求人サイトなどに掲載されるようなことは無いのではないでしょうか。

 

ちなみに私は求人サイトで現在の職場の募集を見つけました。

この職場は正直、商業施設ではありませんが「楽」といわれる現場でした。

先ほど、おいしい物件は求人サイトにないと申しましたが中には当りもあるんです。

まあ、忙しい商業施設とは違う施設警備が経験したかった、という思いで探していた結果のこの現場でしたので別に楽がしたかったからではありませんが。

結果的に選んだ募集物件がいざ入ってみたら楽な現場であった、ということです。

 

ズバリ世間で言われている商業施設の警備の仕事はキツイ、は事実です

しかし、半年以上は警備という仕事をやっていこう!

と決めてこの業界に来るのであれば絶対に商業施設はやっておくことをお勧めします。

施設警備の中でも商業施設の警備は、施設警備としての覚えるべきことのほとんどを現場で学べることが出来ます。

もし、警備の検定試験を受けるという機会があった時に商業施設の経験がものすごく生かされます。

私はそのおかげで2級の資格を手にする事が出来た、といっても過言ではありません。

商業施設を経験していない、今のゆるーい現場に長年居る隊員が受けたことがあるそうですが、教科書でしか学べない内容に苦労したと聞きました。

それほど商業施設の現場の経験は役に立つ内容が満載です。

 

将来、施設警備の資格が欲しい方や、ダメ警備員にならないようにしようと思っている方などは商業施設の配属を是非お勧めします。

 

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