出入管理の座哨中に前を見ている者と下を見ている者と人が通っても何もしない者など様々な警備員

今の現場の出入管理業務は、他の警備員の業務を見る機会が殆どありません。警備室など受付の見える範囲に警備員が誰もいないので、交代の為に行った瞬間だけ、同僚の受付対応を見る事が出来ます。それも受付にお客様が居ればの話で、ヒマな現場では滅多に受付に人が来る事は無いので、自分以外の業務を見る事が無いのです。

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下を見ているので気付くのが遅い

受付にあまり人が来ない事があっても、交代の時に球に同僚の普段している対応を見る事が出来ます。

その時に、同僚がどの様な対応をしているか観察しようという気がなければ気づく事はまずありません。

 

他人の仕事振りを気にして見ないと、各隊員さんが日頃どんな仕事振りなのかも気づかないでしょう。

隊長という立場上、各隊員さんが普段どんな仕事をしているか気になるので、交代の時などは欠かさず観察しています。

 

そして隊員によって様々な対応をしている事が分かりました。

 

ここの出入管理業務は座哨で対応しています。

そしてもう一つ言うならば「ヒマな現場」でもあります。

 

そんな座哨でヒマな現場での勤務になると、どうしてもよそ事をしてしまう警備員もいるのです。

そしてそのよそ事に夢中になると、下を向いたままになり受付に人が近づいてきても気づかないのです。

 

ここでいう、気付かない、というのは目の前に来た時の事ではなく、だいぶ前の位置で近づいてきている時の話です。

受付場での理想は、来訪者が見えた時に受付場で座哨している警備員を目視した時には既に警備員の方が先に気づいてこちらを見ている、という事だと思います。

 

しかし、ある警備員は下を向いていて何かに夢中になっていて、受付場にだいぶ近づいてきたタイミングでやっと気付いて顔を上げていました。

これが来往者の視点だと

 

受付場にある程度近づいて時点で、下を向いて何かに夢中になっている警備員がやっと気づいてこちらを見た

 

といった感じです。

明らかに警備員が「何かをしていた」という事に気付いています。

もしかしたら「サボっていた」と思われても(バレても)仕方のない状態です。

 

そう思われない様にする為にも、何かをするにしても常に前を向いて来往者よりも先に気付ける様にしなかれならないのです。

前を見ているので対応が早い

通常、座哨して出入管理業務をする時は、ずっと前を見ているのが基本です。

受付に見える来訪者が頻繁に見える様な現場では、前を見ていてもそこまでヒマになる事は無いかもしれません。

 

しかし、来訪者が少ないヒマな現場では、誰も来ない正面をただひたすら見続けるというのは意外と苦痛な事なのです。

その為、多少下を見る事があるかもしれない場合でも、そこまで厳しい事は言っていないのです。

 

この加減が出来る人と出来ない人がいるので、違いが出るのですがね。

これが守れている人は、集中するのは来訪者に対する前方であり、決して座哨中の机の上に置いてある「何か」ではありません。

 

その為、その様な人は下を向く事があっても、前方に気を使っているので来訪者がかなり前から来ていても気づく事が可能です。

これが出来る人、意外と少ないんですよね。

 

下も見ているが、前方のお客様にも気付き、もちろん目線が合うのは警備員の方が先です。

理想はこれが出来るのであれば、座哨中でも何をしていても問題ないと思います。

やるべき事さえしっかり出来ていれば多少の事は大目に見て貰えるものです。

何も反応しないのでクレームになる

そして一番最悪なのが最近も紹介した、人が通りかかっても挨拶すらしない警備員です。

ここまで来ると流石に指導が入りますが、現場の研修の時に散々指導したはずなのに、いざ現場に入ると周りに誰も居ない事をいい事に、自分の好きな様に振る舞ってしまう様です。

 

受付場付近を通りかかっても挨拶はしない。

受付中でも記入を促す様な対応はしない。

 

彼が対応している場面を偶然見かける事が出来たので、指導し直す事が出来ました。

 

人は自分に甘い人ほど、誰も見ていないとサボるものです。

この対応は、下を見ていて来訪者に気付かないよりもタチが悪いかもしれませんね。

それでも、常に前を見ている警備員さんと比較すると、どちらも対応としては失格なので、この様な出入管理業をしていたら、たとえ他所の現場であっても指導が必要になる事でしょう。

 

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