この現場に配属されて半年過ぎた隊員がいます。まあ、最近配属された隊員の中では期待できる方です。そんな彼でもまだこの現場で自分の知識として学んでいない事があるのに会話の中で分かりました。意外と全て教えきれていないものだと痛感しました。
優先して教える事
研修期間中は一日でも早くこの現場で一人で勤務できるように、優先して教える事を重点的に教えていきます。
警備員の経験が有るか無いかで教え方も違ってきますが、今回の彼の場合は経験者であったので未経験者よりはスムーズに教える事が出来ました。
優先して教える事・・
それは巡回のルートや火気の場所、出入管理での対応の仕方や鍵の管理についてです。
これらはどこの現場でも同じような事をしていますが、現場ごとでやり方も違います。
カギに関しては貸し出しの仕方は同じですが、本数や種類を覚える必要があるのでそれなりに大変ですよね。
その彼が今回会話の中で駐車許可証の発行の業務について教えられていなかった事があったのには驚きました。
日頃の業務の中ではそこまで知らなくても対応できるのですが、もう一歩踏み込んだ知識として知っていた方が良い、知っていなければならない事をどうやらまだ教えられていなかったようなのです。
その場では時間が無かったので次回、時間を見て説明するつもりです。
他の隊員も同じ事になっていないか
今いる隊員のほとんどは今回の業務内容は把握しています。
確かに全員ではありませんが当直勤務の責任者をするようなメンバーはモチロン把握しているはずです。
全員が把握していないという意味では他の隊員も教えられていないわけですが、資料は誰でも見る事が出来る場所にあるので自分で見て覚えた、という隊員もいます。
ですが、何年もこの現場にいる警備員でもしかしたらまだ詳しい業務内容まで把握しきれていない隊員がいるかもしれませんね。
「この業務内容の規則は知っていますか?」
なんてアンケートを取ったわけでもないので、誰がどこまでの知識があるなんて事は分かりません。
それを何かの形で知る事が出来ればよいのですが・・。
現場の研修時に教育チェック表が必要か
今まで何度か新人の教育期間中にチェックシートの様なものを用意して、どこまで教えたか把握できるようにしたい・・と思った事か。
しかしこれをいざ作ろうと思うと内容が非常に細かくなってしまい教える事だらけになってしまうんです。
新人の隊員がそれを見たら覚える事が多すぎて嫌になってしまうのではないか・・
そう思うと躊躇してしまい毎回作ろうという意欲が失せてしまいます。
逆に少なくすると優先的な業務しか指導できなくなり、チェックシートを作った意味がありません。
新人用と一定期間過ぎた隊員用、と作ればよいのですが正直面倒くさい・・という思いが勝ってしまいます。
一緒に働く隊員たちの為に本当は作った方が良いのですがね・・。