隊長の気持ちが隊員に理解されない

普段仕事をしていて隊長などの責任者の仕事は本当に損な役だと思います。
会社として要求される隊員のレベルや、現場での勤怠管理、隊員の教育指導など・・そういった心配をしなくてよい一般隊員の方がどれだけ楽であったか・・。

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誰でも叱られるのは嫌

自分は基本的に楽が出来るならそれに越したことはないと思いっています。

それは隊長であっても隊員であっても同じでしょうか。そこに違いがあるとすれば、楽という行為が仕事の範囲から逸脱した時に上司から叱られるか、隊長から叱られるか、隊長なので誰も叱る人がいないかの違いだと思います。

毎回同じ仕事をしていると気が緩んできて、手の抜き方も分かりだんだんと正しい業務から外れていってしまいます。

結果、ルールが守れなくなってしまいます。

仕事をしていてそこのルールを守るというのは当たり前だと思います。

誰でも働いていてなんでも完璧に仕事をこなせるのは難しいですね。

だからたまには失敗したり、ルールから外れたこともしてしまうかもしれません。

それを正すのが上司や責任者のある役職に就いている人だと思います。

厳しい職場はそのルールの許容される部分が狭いという事です。

自衛隊や警察官などがそれにあたるのかなと私は思います。

で、警備員は警察官の様な権限はありませんが、世の中からはそれに準じた規律のある業務を期待されている感じがしますね。

実際は警察官ほどの質の高い人材ばかりが揃っているわけではないので、会社の理想として高い志があっても現場では…という感じです。

そんな中で、警備の現場の隊長やそれに近い責任者の人間は会社の規律ある行動を現場に徹底させなければなりません。

結果、隊長は普段から隊員がルールから外れそうになった時に叱ったり指導したりします。

なので、隊員たちからすると隊長が叱ったり指導してきたりするのは面倒でうるさい存在にみえるでしょう。

誰でも嫌われるのは嫌

そんなうるさい存在である隊長ですが、実際叱らなくて済むならそれに越したことはありません。

現場を正す意味でうるさく指導する、という事は隊員たちから嫌がられるというのは当たり前だと分かっているからです。

隊長職というのは嫌われてなんぼ、いってしまえばそれまでですが、上司も部下もお互いに気を遣えば嫌ったり嫌われたりすることなく仕事できると思います。

まあ、そんな現場は警備に限らず今まで見た事は無いですがね・・。

今の現場は私が隊長でたまに叱ったり指導したりはしていますが、それは会社の協力があって隊長という権限が保証されていて初めて効果があるものだと思っています。

それなのに会社側が十分な協力をしないまま、隊長だけにまかせっきりな状態になっています。

傍から見ると隊長だけが空回りしている感じです。

これでは叱ったり指導していても、隊員たちは

隊長の指示を聞かなくても会社とは関係ないから大丈夫。となってしまいます。

この現場は完全にそうはなっていませんが、若干そういう雰囲気があります。

これは隊長としてやっていられません。

会社が協力もしないのに、わざわざ嫌われるような事は誰もしませんよね。

それでも隊の秩序が崩れるのは自分としても嫌なので、納得のいく範囲で指導はしている状態です。

 

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