最近の出来誤tで他の隊員から聞いたのですが、警備室にあるシャワー室を休日の警備員がわざわざ来て、シャワーを浴びているという話を聞きました。勤務中の警備員の利用時間に重ならないような時間に来ているので、隊員からは苦情は出ていないのですが、細かい事を言うと業務に関係のない人間が設備を利用しているのでどうかな・・という事で疑問を感じたわけです。
自宅で風呂に入らない
その他委員が休日にもかかわらずシャワーだけ浴びに来る、という回数は毎回ではないようです。
私が勤務している時には来ていなかったので、最近まで知らなかったのですが私が休みの日にちょくちょく来ている様です。
毎日ではなかったので他の隊員も私に報告まではしなかったようなのですが、確か以前彼が旅行に行った帰りに警備室によった時、どうしてもという事で申し訳なさそうにシャワーを使いたいと申し出ていました。
状況が状況だったので私もその日は許可をした覚えがあります。
もしかしたらその日を切っ掛けに、シャワーを浴びに来るようになったのかもしれません・・私のいない日に。
彼は結構ズボラな所があり、彼の部屋を見た事のある隊員曰く、自宅はかなり片付けが行き届いていないそうです。
シャワー室も物置と化しているそうで、とてもシャワールームとしての機能は果たせないらしいです。
自宅で風呂に入れないので、銭湯に行くのが日課らしいです。
そこへきて、「タダで体がきれいに出来る」
そんな場所があれば利用しない手はないですよね。
彼が休みの日に警備室のシャワー室を利用する理由はそんなところでしょう。
休日はずの人間が設備を利用することの弊害
警備室のシャワー室は、その日に出勤した24時間勤務の警備員が勤務中に汗をかいたり、仮眠する前に汗を流したり、要するにその日に仕事に来ている警備員が使うものです。
もちろんそこへかかる水道代や電気代などはクライアントが支払っています。
業務に関する設備の負担は契約で委託者が管理する、という事になっているので警備会社が負担はしません。
まあ、この内容は現場の契約によっては全く変わりますのでどこでも同じではありませんよ。
故障した時も委託者が負担するのでこちらとしては大切に使わせてもらう、という気持ちで利用する必要があります。
そんな設備を休日の人間がふらっと来て、万が一何かしらの設備を壊した時責任は誰が負うのでしょうか。
壊れた設備はクライアントに報告しなければなりません。
翌日にどのように報告するのか気になる所ですね。
「先日の夜に〇〇さんが来て使用し、壊れてしまいました」
なんて具合に言うのでしょうか。
その日の業務に関係ない休みの人間が来て壊れましたと言っても
「業務に関係のない人が壊したのでそちらで直してください」
と言われそうではないでしょうか・・。
その行動が問題になるとは思わないのか
業務中の人間に影響がないから設備を利用する・・
という行為は一見悪い事をしていないように感じるかもしれませんが、何か起こった時に責任がその日の勤務中に委託者に報告する必要が出て責任を問われる事になるかもしれません。
私はそうなる事は当たり前のように思っていたので、今回の話を聞いた時にその隊員に自分が勤務の時に問題が起こったら報告するのはあなただよ、と言ったら「確かに・・」と改めて事の重大さを認識していました。
こういったリスクを予想して初めから避けようとする管理を、一般の隊員は日頃からあまり考えていません。
隊長などの責任が発生するような立場の人間は、その責任を初めから食い止めることが出来るならそうしたいと考えているので日常、隊員たちからすると
「なんであの隊長はあんなに小うるさいんだ」
と思うのかもしれません。
いざ自分がその責任を負わなければならない、と考えて日頃の業務に対して行動して欲しいものです。