先日、現場の隊員さんの一人が熱中症のような症状を訴えてきました。直ぐに涼しい場所へ移動させ特に大事には至る事なく済んだようです。当時は私はお休みだったので、その日の当直勤務の隊員さんが対応に当たってくれました。施設警備員は屋内の勤務だけでなく、屋内の業務が発生する事もあります。この時、いつも屋内の業務しかしていない人だと、いきなり外に出て具合が悪くなる人も出てきたりするのです。
施設警備員は屋外の勤務もある
施設警備員は多くの場合、屋内での勤務になる事が殆どです。
建物を管理する業務なので、勤務も建物内である事が多くなります。
しかし、その様な現場でも一時的に屋外に出る様な業務があったりする場合もあるのです。
常に屋内で仕事をしている施設警備員が一時的とはいえ外の勤務をするのはある意味危険な行為でもあるのです。
不慣れな為に具合が悪くなる
夏でも冬でも一時的に外の業務をする時、冬は制服の上に防寒着などを着こむのでまだなんらかの対策は出来ますが、夏の時期は服を脱ぐわけにもいかないので大変です。
いつもは空調の効いた建物内の仕事をしているのに、外周巡回などで30分から1時間くらい外の出ていると、短時間だからと油断し思わぬ結果になる事も有るのです。
先日も、ある隊員さんが一時的な外の業務をした時に、警備室へ戻ってきたら具合が悪そうになっていたそうです。
直ぐに涼しい場所へ移動し水分も取らせて大事には至らなかったそうですが、改めて外の業務に注意を払う必要があると思わされました。
施設警備員は毎日屋内の勤務が中心なので、短時間の外の業務があってもあまり気にしない人も居ます。
しかも外の勤務に慣れていないので、気を付けている人でも具合が悪くなる人がいてもおかしくありません。
ずっと屋内の勤務をしてきた人こそ気を付ける必要がありますね。
熱中症対策は怠らないように
夏場の外は本当に危険です
近年では命の危険もあるほど気温が高くなっています。
日によっては体温よりも気温が高くなる事もあり、何かしらの対策もせずに外へ出ると熱中症になってしまうでしょう。
施設警備員でも短時間とはいえ外の勤務がある現場では、帽子を被ったり許可が出る現場ならペットボトルを携帯したりと何かしらの対策をする様にしましょう。
そして具合が悪くなった時は、遠慮せずに同僚や上司に報告し大事に至る前に行動しましょう。
自分自身、施設警備員の仕事をする様になって以来、外へ出る機会がぐっと減り、仕事もプライベートも外へ出なくなりました。
こういった人は短時間でも不意に外へ出ると、熱中症になる可能性があるので注意が必要ですね。