施設警備員は色白が多い、周りの警備員さんを見てそうは思いませんか。外での業務がメインな交通誘導警備員さんは日焼けしている人が多いですが、建物内がメインな施設警備員は日焼けしていません。
外に出ないので日焼けしない
施設警備員全般に言える事ですが、基本的に外に出る仕事は少ないです。
私も過去勤務してきた施設警備の現場は、ほとんどが室内がメインの仕事でした。
中には、外周巡回と言って日中に外を回る業務もありましたが、普段からずっと外で勤務する交通誘導警備の方と比べたら、比べ物にならないくらい短い時間しか外に出ていないでしょう。
そんなもやしっ子の様な環境で仕事をするので、施設警備員として数年勤務すると色白な警備員になります。
私もここ最近外で何か作業すると、強い日差しのせいで体力の消耗が激しいのを感じます。
まあ、これは年を取ってきたせいもあるかもしれませんが・・。
実際、周りの警備員仲間を見るとがっつり日焼けした色黒な施設警備員さんはいません。
そしてさらに筋肉隆々な警備員さんが少ないのも事実です。
力仕事もないので筋力もない
警備員はイメージ的に、体育会系な人が多い現場だと思われています。
中にはそういった人もいますが、全体から見ると極わずかです。
体育会系なイメージだと、筋肉隆々な人を思い浮かべますが施設警備員を含め警備業界はそこまで体育会系な職場ではありません。
まれに警備会社自体が軍隊色が強い会社もあるようですが、体育会系な雰囲気と軍隊色の強さはまたちょっと違った雰囲気だと思います。
そんな体育会系ではない警備業界なので、そこまで力の居る仕事もありません。
24時間という長時間拘束されるという点では、体力は必要かもしれませんが、瞬間的な力が必要なわけではないので、長時間歩くか、長時間立ちっぱなしか、という程度な体力で十分です。
夏の暑い日や冬の寒い日など、外での過酷な環境を避けて室内で仕事が出来るので、体力に自信のない人や、暑いのや寒いのが苦手な人には施設警備員という仕事は向いているのかもしれませんね。
だからと言って、先ほども話したように完全に暑さ寒さから避けられるわけではないので、その辺りは注意が必要です。
過酷な環境での仕事が少ないので、高齢者にも人気の仕事になっている理由の一つでしょう。
楽な仕事なのでお年寄りも多い
施設警備員は、交通誘導警備員に比べて暑さ寒さから避けた現場が多いです。
室内である為に、空調の効いた建物内で、また力を必要としない業務なのでお年寄りにはぴったりな職業でもあります。
その為今まで勤務してきた現場は、どこも半数近くが年金を貰っているお年寄り警備員でした。
施設警備員は業務もそこまで難易度の高い仕事もなく、残業もないので、ある意味ホワイトな職場かもしれません。
しかし、若い年代の人にとっては長続きしにくい仕事でもあります。
「警備業は基本的に薄給なのです」
ほとんどの警備業は給料が低いです。
まあ、大した力仕事もなく、与えられた業務も単純なものばかり。
それで給料が多いわけないですよね。
また、警備会社で仕事の取り合いをするとどうしても相手の会社よりも少ない契約金になり、警備員に支払われる額も減ります。
それでもお年寄りには警備員の仕事しか雇ってもらえる所は無いので、安くても希望者は多いです。
若い警備員もいますが、給料が安いと生活できないのでそう長く居続ける事はありません。
結果、色白で痩せたお年寄りの警備員さんが増えるのです。
若い警備員だと、過酷な勤務でのストレスやカロリーオーバーな食事で太った警備員が目立ちます。
いずれにせよ、働く環境は良さそうで実際は結構大変な現場だと思います。
身体を壊すような働き方をする現場も多いので、自分でうまくコントロールできるように勤務して欲しいですね。