警備員は今や安い給料で働く仕事と成り下がっています。昔は手っ取り早く稼ぐなら警備と言われる程だった様ですが、ブラック会社として炎上する昨今無茶な勤務が出来なくなっている様です。しかし中には高給を出す警備会社もある中、警備から警備へ転職するとしたら、いくら貰えるなら転職しようと思いますか。
警備の給料なんてどこも同じようなもの
警備員の求人を見ると、どこも似たような金額で募集をしているのを見かけます。
しかし、警備員の経験があり更にキツイ現場とヒマな現場を経験している身からすると、金額とキツさのバランスが全く取れていないところはたくさんあると思います。
以前商業施設で勤務していた警備会社は、私が当時働いていた現場の求人を載せていますが、給与は10年前とほぼ同じで、しかも金額と労働の報酬が明らかに見合っていません。
あれ、知らないで入って後悔する人は多いのだろうな、と見るたびにそう感じます。
そんな安い給料でキツいのか楽なのか、表面を見ただけでは未経験者では分からないでしょう。
仕事内容は全く違うのに給料は同じなら、何を基準に選んだらよいのでしょうか。
今より2倍になるのなら速攻で移籍せよ
警備員の仕事を今現在している人で転職をお考えの人は何を基準にしていますか。
・少しでも今より高い給与がもらえる警備会社。
・今より楽な仕事ができる警備会社。
人によって基準は違うと思いますが、求人を見ただけではキツイか楽かを見分けるの難しいと思います。
しかし、給料は求人を見れば数字ではっきりと出ているので分かりやすいと思います。
お金を基準にしている人は求人を見れば一目瞭然ですね。
ちなみにここでは仕事の内容は考慮せず、金額のみでお話ししています。
そんな高給で仕事ができるなら転職しようと思うでしょうが
「今よりも、いくら給料が上がるなら転職しようと行動しますか」
警備員の給料なんてどこも大差はありません。
1,000円上がる程度で転職するのはいろいろなリスクの方が大きいです。
私の独断ですが、警備から警備の転職を考える給料アップの額は
「今よりも1.5倍以上給与が上がるなら、即転職です」
警備員の仕事で、例えば20万貰っていてよその警備会社が30万円貰えるならすぐにでも移籍した方が良いでしょう。
現実問題、求人を見ていてここまで金額差のある求人はありませんが、もし偶然にも見つける事が出来たのなら、かなり掘り出し物だと思ってよいと思います。
ですが、高い給与には何かあると思って間違いないので、そこをよく調べる事が出来、そして自分で納得できるのなら、という条件はありますがね。
そもそも今自分が勤務している警備会社が余程安い給料であるなら、そのくらいの金額差はあり得る話かもしれません。
そして、転職する時の条件として警備業務検定の資格があるのも大前提です。
もちろん警備の資格があればの話
いくら給料が良いからと云って移籍しようとしても、資格を持っているかいないかで、移籍先の会社の待遇は大きく違います。
もし資格を持たずに会社を変えても、その先では余り重用されずもしかしたら思わぬ現場へ異動させられてしまうかもしれません。
違う現場だけならまだしも、最悪希望した給料の出ない現場だったら移籍した意味がありませんよね。
まあ、そんな扱いをするような警備会社は無いと思いますが資格があるとないとではそれくらい扱いが変わると思っても良いでしょう。
施設警備員は資格が必要である現場はそれほど多く無く、あまり必要が無いと言えるかもしれませんが、警備会社として資格を持っている隊員が何名いるか、という事が警備会社として箔がつくので資格保持者は大歓迎なはずです。
しかも、資格手当が出る警備会社も多いので、取得しておいて損はありません。
警備会社に所属しているうちに、資格を積極的に取得しに行きさらに条件の良い警備会社や給料の高い現場を狙っても良いかもしれません。
出来れば警備会社ともめ事を起こさずに円満に退社するのが理想ですよ。
警備会社同士も意外とつながっていたりするので、移籍先の警備会社がどの様な繋がりがあるとも分かりませんからね。
給料の良い警備会社へ移籍する時は、よく下調べをし後になって戻らなければいけなくならない様にしたいですね。
そして警備の資格もしっかりと取得して、移籍先でも歓迎されるような準備をしておきたいですね。