今年のゴールデンウィークは、ここ数年間と比較してもだいぶ変わってきました。変わったというよりも、戻ったといった方が良いのかもしれませんね。テレビのGWに関する放送はどこへ出かけても人で一杯、という様子です。ここ最近はお店が閉店してしまうほど自粛していましたからね。そんなお出かけをするという事は、施設警備員の勤務する施設も人で大賑わいです。しかし、現場によっては逆に人が全くおらず、とてもマッタリした仕事になるのです。
多くのお客様が来店される施設の現場
世界的感染症の阿波儀も落ち着き、国内でも長期連休のGWが終わりますが、今年のGWを見てみると、どこも人で一杯な感じでしたね。
テレビで放送している高速道路の状況は、以前のように大渋滞の放送。
どこかへ出かけても列ができるほどの賑わい。
そんな大勢の人で一杯になっている様子は、施設警備員の勤務する施設でも同様です。
特に大型商業施設などは、どこも多くのお客様で一杯だった事でしょう。
GWは連休になる事も無くずっと仕事で、人が多く集まる施設には一切立ち寄っていません。
想像で話していますが、過去に大型商業施設で勤務した経験上、恐らく人で一杯だったであろう、という予想です。
間違っていたらすみません。
まあ、国内の経済状況を考えると、とても良い事なので何も問題ありませんがね。
しかし、施設警備員がGW期間中にどこでも忙しかったわけではありません。
ちなみに、GW中に私が勤務していた現場はとてもヒマで、のんびりした期間でもありました。
人がほとんど来ない施設の現場
一応、GWはまだ最終日ですが最後の日ともなると、もう休みは終わったようなもので どこも落ち着きを見せています。
世間では長期連休が終わってしまう、というショックが多くの場所で聞かれますが、個人的には
「マッタリ仕事が出来た期間が終わってしまうショック」
に陥っています。
まあ、普段からそれほど人の来ない施設ですが、GW期間中は従業員でさえ休みなので、さらにヒマな現場になっています。
それでも施設警備員は施設に常駐しているので、そんなほぼ無人の建物だとしても警備員の仕事をしています。
殆ど人の来ない建物での仕事は、いつもより気を張る事も無いので、とてもマッタリした仕事となります。
そんなマッタリとできた仕事が、今日で終わってしまうかと思うと非常に残念です。
仕事なのに仕事に来ていないかのような感覚、というのは中々体験できるものではありません。
そして、施設警備員としても配属される現場によっては、簡単に体験できるものでは無いのです。
同じ施設警備の仕事でも大違い
例えば同じチェーン店のコンビニでも、地域によってはとても忙しいお店とそうで無いお店があると思います。
これと同じ様に、一言で施設警備員と云っても配属先の現場によっては、忙しい現場とヒマな現場があるのです。
そして、この施設警備の現場は「忙しいとヒマな差」が非常に大きいのも特徴です。
私が経験しただけでも、仕事量にものすごい格差のある現場を見てきましたが、恐らく世の中にはもっと忙しい現場や、さらにヒマな現場があると思われます。
コンビニはどこも建物の広さが同じ程度なので、忙しさとヒマの差は何となく想像が付くかもしれませんが、施設警備員の勤務先の建物に広さの基準はありません。
広い建物は1日で周り切れないほど広く、狭い施設は住宅と同じ程度の広さかもしれません。
その広さの違いで仕事量も違うので、キツイとラクの基準を計る事が出来ません。
そういう意味では、ネットなどでキツイだとかラクだとか言う話は、あまり参考にならないと思います。
仕事の内容を聞いて、経験者がやっと「ラクそうだね」と分かるくらいなのではないでしょうか。
そんな状況の中で、今勤務している現場はラクな現場です。
GW中は、日によっては訪問者がゼロ人で、休日出勤している従業員が数人、出入管理の受付前をだるそうに通り過ぎるのを見送るだけの仕事です。