ネットの警備員の質問に関する記事を見ていて、求人に掲載されている写真で高齢者の警備員を載せるのはいかがなものか、という記事を見ました。企業が求人写真を掲載する時は会社のイメージをよくする為に「見栄えの良い写真」を載せるべきだろ、という意味だと思いますが、それに関して写真のセンスと高齢警備員を載せた狙いについて自分なりな考えてみました。
求人の写真が高齢警備員はダサい
ネットで警備員に関する質問などのやり取りを見ていて、とある警備会社の求人写真に関する話題が目に留まりました。
その写真は、白髪交じりの高齢の警備員さんが笑顔で移っている写真なのですが、これを「酷過ぎませんか?」という質問をしていました。
写真の人物と警備会社は実在する人と団体なので、特定されない範囲で大まかに説明しています。
これを見た時、現役の警備員としては特に何も違和感は感じませんでした。
しかし、この疑問を呈した人は「酷い」という言葉を使いました。
酷いという言葉がどこを指しているのか細かく説明をしていないので、何に関して酷いという事は分かりかねます。
しかし、もし企業が求人を出す時に、見た目の良い若い人を使うのではなく、白髪交じりのお爺ちゃんを使うなんて、という事なのであれば現役の警備員として「恐らくこうだろう・・・」という考察をしてみました。
なぜ高齢警備員の写真なのか
警備業界はその多くを高齢世代の人に頼っています。
警備員として働くほとんどの人が中途採用であり、更に中途採用する多くの人も定年を迎えて第二の人生を始める切っ掛けとして警備業界に来る人ばかりです。
そう、警備員として迎えている人は高齢の人が多いという事です。
求人に掲載する写真を使う時、企業側は採用したい人、求めている人に訴える様な写真を使います。
その求人の写真に人物が載っているとした時「この様な人が沢山働いていますよ」
という情報を載せれば、仕事を始めようか悩んでいる人にとって背中を押されるきっかけにもなります。
ここで若い人を掲載すれば若い人を求めている、高齢者を載せれば高齢者を求めている、というサインにもなります。
恐らく、その警備会社は高齢の警備員さんを確保したくて敢えて高齢の警備員さんを使用したとも言えるのです。
国内では高齢の世代の人が圧倒的に多いです。
その大勢いる世代の人たちに訴える事で、効率よく人材を確保できる、という狙いがあっても何らおかしい事ではありません。
その会社は分かっていて高齢警備員さんの写真を使っているかもしれないという事なのです。
本当は若くて格好の良い人材を使いたい
警備業界は多くの高齢の警備員さんに支えられています。
そして、会社側が求めている人材も高齢の人だったりします。
仕事がきつかったり給料が安かったり、様々な問題を抱えている為、仮に若い人が入社してもすぐに辞めてしまう、それならば社会人経験の長い高齢層なら、こんな仕事があるのも仕方ない、更にここで辞めたらほかで雇ってもらえる所が無いかもしれない。
という事で、高齢層の人の方が長く働いてくれるという思いもあるかもしれません。
確かに会社の見栄えとしては若い警備員を配置した方が、クライアントに対しても受けは良いでしょう。
しかし様々な事情でいくら求人を出しても若い人は来ないので、それならばという事で高齢の警備員さんが大勢働いていますよ、あなたもどうですか?
という意味も込めて高齢警備員さんの写真を使っているのだと思います。
まあ個人的にいえばこの仕組みは悪くないと思うのですが、若い人材が欲しいと思っている警備会社や現場にとっては逆効果だと思います。
これでは若い人は
「うわ、高齢者の写真使っているという事は職場も高齢者ばかりという事か、ここは止めておこう」
と敬遠されてしまう可能性大だからです。
たまたまその警備会社は求人に使える人材が高齢者しかいなかった、という可能性もありますが、どんな年齢層の人が欲しいのか、という事まで考えて求人写真を使っているんだ、という考察をしてみました。


