警備員の制服は安物を使用している事が多いので生地は薄目だが自宅で洗濯できる分まだマシだと言える

全ての警備会社で使用している制服が同じとは限りませんが、今まで経験した警備会社の制服は、基本的に生地が薄い安物っぽい出来のモノばかりでした。しかし、生地が薄い分自宅で洗濯も出来ますし乾きも早いので連続した勤務でも何とか翌日に着る事も可能です。

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警備員の制服は安物である

警備員が勤務中に来ている制服は警備会社にもよりますが、大抵は安物です。

まあ、大きな警備会社などになるともしかしたら、質の良い高い生地を使用した制服なのかもしれませんが、私は中小の警備会社しか知りませんし、もしかしたら安物の生地を使用した制服を使っている警備会社に運悪く当たっていたのかもしれません。

 

なので、ここでは「警備会社の制服は安物」という前提でお話を進めていきます。

 

警備員の着ている制服はなぜ安モノなのでしょうか。

安物、という理由は生地が薄いという事になるのですが、生地が薄いというのには実は理由があるのです。

生地が薄いから安物、と決めつけてしまうのもいけないのですが、制服を安くして大量に作らなければならない理由もまたあるのです。

 

まずは、なぜ大量に制服が必要になるのかというと、警備員は全国に非常に沢山の人が所属しています。

約58万人もの警備員がいるのですが、この人数は中で常に入れ替わっています

 

入社しては辞めの繰り返しで、その都度制服も貸与され、中には返却せずに辞めてしまう人も。

ただでさえ弱小な警備会社が少ない経費として用意した制服を、1週間で逃げるように退職した人がそのまま返却せずに辞めてしまう例も少なくありません。

 

一応、警備員の制服は退職時に必ず返却するのが決まりになっているはずですが、必ずしも帰って来るとは限りません

そうなると、また制服を用意する必要もあり高い生地の制服を作るのはあまり得策とは言えません。

 

そんな理由で、制服に高いお金を掛けない、というのが安い生地を使っている理由だと思うのです。

 

また別の視点から見ると、警備員の仕事は基本的に汗をよく掻く仕事でもあります。

夏場でも冬でもよく掻くでしょう。

 

そんな汗をよく掻く仕事が毎日続く時、洗濯も毎日する事になる時、厚手の生地を使用していたら翌日の仕事までに乾かない恐れもあります。

しかし、生地が薄い制服であればその日に洗濯をしても、次の日の仕事までにしっかりと乾いているのです。

 

今まで経験してきた警備会社から貸与された制服はいづれも生地は薄めでしたが、その日に洗濯しても翌日までにはほとんど乾いていました。

経費を浮かせるために安い生地を使うのか、乾きやすいのを狙って生地が薄いのか、どちらにせよ自宅で洗濯も出来ますが、生地は薄いのです。

夏服も冬服も洗濯が可能

そんな警備員の制服ですが、自宅で洗濯できるというのは良い事だと思います。

周りの警備員さんはお金がないないと言っている人が多い中、もし警備員の制服がクリーニングに出さないと洗えない特殊なものだったら大変な事になっていた事でしょう。

 

汗を掻いた制服を毎回、クリーニングに出すうちに「お金がもったいない」という意識が生まれ、クリーニングに出す回数をケチる様になると、恐らく今以上に

 

「警備員は臭い」

 

と周りから言われる事でしょう。

今でも多少なりとも、警備員は臭いと言われているのに、お金が無いからという理由でクリーニングを止めてしまうかもしれません。

 

しかし、幸いな事に警備員の制服は自宅で洗濯できるので、気になる人は常に洗濯できるのです。

しかも、いまの警備会社の制服は冬服も自宅の洗濯機で洗う事が可能です。

 

前の警備会社の制服は、冬服だけはクリーニングに出さないと洗えないような代物だったので、長期の連休季節が終わるまでは洗う事が難しかったのです。

これは警備会社によってかなり違うがあると思うので、いきなり洗濯機に入れる前に確認しておかないと大変な事になるので気を付けましょう。

紛失すると大問題になる

そして、警備員の制服に関して一番の問題が「制服の紛失」です。

前の警備会社であった事ですが、仕事を終え制服を洗う為に自宅へ持ち帰ろうとしていた隊員さんがいました。

 

彼は自転車で通勤していたのですが、ある日制服を洗濯する為に自転車の籠に入れて帰宅している最中、買い物に寄ったさい制服を籠に入れたままお店に入ったそうです。

そして買い物を終え自転車へ戻ると、籠の中は空っぽだったそうです。

 

そう、制服を盗まれた、という事です。

 

まあ、これはこの話だけでかなり長い事になりますが、今回は制服の洗濯についての事なのでここでは省きます。

制服を洗濯する為に持ち帰る時に、紛失するという事は滅多に無い事だと思いますが、余り外に持ち出す事のないものを持って行く時は、十分に気を付けなければならない、という事です。

 

衣類という、一見貴重品とは思わないものかもしれませんが、制服という物は企業の顔でもあるので、人によっては悪用しようと考えている者もいるのです。

自転車の籠に入れて「しょせん汚い服だから大丈夫だろう」なんて考えてはいけません。

 

自分の盗まれた制服が大事件にも使われようものなら、会社によっては損害賠償請求されるかもしれない、と気を付けなければなりません。

 

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