先日、自宅の近くの工事現場で交通誘導警備員さんが、外で食事休憩を取っている所を見かけました。また別の現場では、車の中で休憩を取っている人も見たりもしました。しかし、施設警備員の殆どの人は室内での勤務、そして室内での食事休憩と、日差しを避けてしかも屋内で休憩をとる事が出来ます。普段から気にもしなかった事ですが、同じ警備員でも屋内と屋外で食事や休憩を取っている人がいる事を今一度思い知らされました。
屋内の仕事と屋外の仕事の違い
警備員の仕事は外での仕事と室内での仕事があります。
単純な分け方をすると、施設警備員は屋内の仕事が多く、交通誘導警備員は屋外の仕事が多くなります。
施設警備は室内で交通誘導は外という認識が一般的です。
そんな警備の仕事ですが、個人的には外ではなく室内で仕事がしたかったので施設警備の仕事を選びました。
施設警備の仕事は建物を管理する仕事が多いので、自然と室内での勤務が多くなっているのですが、ずっと施設警備員として仕事をしているとこの有難さをふと忘れてしまう時があります。
特に今の時期は梅雨も明けて、外は真夏の暑さが続いています。
同じ警備員でも、外での勤務が多い交通誘導警備員さんなどは朝から夕方までずっと外で働いています。
外での活動が苦手な者としては、一日中外で仕事をしている人に頭の下がる思いですね。
仕事で暑い中、働いているのに休憩時間になっても日かげに異動したとはいえ外で休憩や食事を取る様子を見ると、本当に大変だと思います。
施設警備員は恵まれている?
自宅の近くの工事現場で、休憩や食事を外で取っている警備員さんを見かけた事がありました。
今までにも色々な場所で、交通誘導警備員さんを見かけた事はありますが、立哨していた近くで休憩していたり、一般の通行人が見える場所で食事を取っている人もいました。
彼らを見ていると、施設警備員として室内の部屋で食事を取っている事の有難さを感じます。
施設警備員は現場にもよりますが、専用の警備室でしかも休憩室まで別であり空調の効いた部屋で休憩や食事を取る事が出来ます。
特に今の様な暑い時期は、仕事中も休憩中も外というのは体力の消耗も激しいと思います。
かたや施設警備員は仕事中も休憩中も屋内で、外で働いている警備員さんより体の負担は少ないです。
まあ、こういった事を予想していたので、外での勤務の交通誘導業務を避けました。
その為、外での仕事を選んで働いている人に対しては、尊敬しかありませんね。
そんな屋内の仕事がメインでもある施設警備員ですが、中には施設警備員なのに外での勤務、という人もいない訳ではありません。
施設警備でも外の現場はある
施設警備員なのに外の勤務なんてあるのか、と思われるかもしれませんが実はあるのです。
敷地内の駐車場など、公道に出ない範囲での車両や通行人の誘導業務の場合、施設警備員でも業務は可能だそうです。
この辺りの業務の線引きは経験が無いのであまり詳しくは分かりませんが、資格や講習を受けていなくても、施設警備員を配置できるそうです。
その為、施設警備員でも外専門の人もいる、という事です。
求人などで「施設警備業務だから外での勤務ないだろう・・」と内容をよく見ずに選んでしまうと、いざ現場に配属したら「外の勤務だった」なんて事にもなりかねません。
私の様に、外の勤務を避けて施設警備員を選択しようとしている人は注意が必要ですね。
過去にも同じ社内で、施設警備員にもかかわらず駐車場の車両の誘導業務で、外の仕事をメインでされている人に会った事がありますが、腕や顔は日焼けして真っ黒でした。
今の時期は日差しも強いので、外で働く時は十分な水分補給と、少しでも体調に変化が現れるようでしたら上司に報告する様に気を付けて欲しいですね。