施設警備員として勤務する時、普通は隊として何人かの仲間と仕事をしています。その時、相勤者が対応に困っている時に助ける事は出来ますか。助けてと言われていないから、と無視しますか。ここには言われなくても出来る人と、言われなければ知らん顔している人がいます。
相勤者が困っている時にどう判断するのか
普段、仕事をしている時に仲間の隊員が困っていたら助ける事をしますか。
自分が待機時間中であっても、業務が忙しそうなときはわざわざ出向いて手伝う様な事が出来ますか。
先日、出入管理の対応中に電話が鳴りました。
まあ、よくある光景なのですが受付の業務をしながら電話に出るのです。
片手間な状態になるのですが、緊急事態な可能性もあるのでお客様の受付をしつつの電話対応です。
こういった状況を隊員さんによってはすぐに駆けつけて、受付を交代してくれるのです。
別に「電話が鳴ったら交代する」という規則はありません。
研修時にもそのような事は指導していません。
にもかかわらず、隊長が忙しそうだ・・と待機中であっても電話が鳴ると部屋から出て来て代わって頂けるのです。
自分で状況を見て、自分で判断して相手の業務を助ける・・
これが出来る隊員さんがウチには数名います。
中々出来る事ではありません。
言われた事しか出来ない指示待ち人間
言われなくても自分から動ける人・・
この対極にあるのが、言われないと動けない人です。
残念ながら、ウチの隊にもそういった人がいます。
まあ、出来る人も出来ない人もどこの会社にもいるので、別にウチの警備隊の中だけの話では無いと思います。
そして言われなければ動けない人、というのも別に悪いわけではないのです。
決まりでも無ければ、やるように指導もされていないからです。
自分の仕事中に自分の仕事をやっているにすぎないので、手伝う義理はありません。
むしろ言われて事だけをやっていても問題ないのです。
よく、「指示待ち人間」という言葉を聞きます。
言われて事しか出来なくて、次の仕事の指示が無いと何もできない・・
余り良い意味ではありませんよね。
しかし、警備員にとってはこういった人は意外と向いている仕事かもしれません。
余計な事はせずに、指示を受けた業務に忠実。
やるべき事さえ遂行出来ていれば問題なし、警備員にぴったりですね。
言われなくても動いてしまう人よりは、良い様にも見えます。
ただ、相手の事を思いやって自分から動くのは心情的に好印象なのは間違いなですが・・。