出入管理で不審者を止めた隊員

先日、出入管理をしていた隊員が受付近くを歩いていた不審者を入館させずに止める事が出来ました。一見当たり前のように聞こえますが、見た目ではわかりにくい時に声を掛けて質問して不審者かどうか判断するのはなかなか難しいものです。それが今回はスルーする事無く出来たので、グッジョブと言えると思います。

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受付時に見た目で不審者とわかれば誰でも対応出来ますが、今回の様に見た目がごく普通の人だと中々うまくできません。

怪しい人に入館を断るための質問をするのは聞きやすいですが、見た目が普通の人に怪しいと疑って質問するのは万が一違っていた時に大問題になります。

今回は受付前の行動が怪しかったので、声を掛ける切っ掛けになったようですがそれでも声を掛けるのは悩んだと思います。

過去にも見た目怪しくて入館を断るために声を掛けたら、恰好は変であったが本当に用事があって見えた方もいました。

見た目が怪しいから入館させない・・とはいかないのです。

今回も逆パターンでしたが見た目が普通でも入館する資格のない人もいるのです。

この判断はとても難しく、警備業の経験が長いから出来るとも限りません。

ある意味その人の人を見る目による部分が大きいと思います。

経験で多少カバーできる点はあると思いますが・・。

とりあえず云える事は

怪しいと思ったら声を掛けてみる

です。もし最悪間違っていても業務の一環として声を掛けるのは当たり前ですし声を掛けずに通過させて問題が起こった方がマズいですよね。

出入管理をしていると何も問題がない方が良い・・という気持ちになって声を掛けない気持ちになることがありますが、そういう時に限って後で問題になることが多いです。

ウチの現場でも年配の警備員が不審者ぽい人間をスルーして入館させてしまい問題になったこともあります。

警備員が出入管理で面倒だからと、誰でも入れてしまっては出入りにいる意味がありませんよね。

不審者を入れないために警備員を置いているのですから誰でも入れてしまってはその警備員は失格です。

先日、無事に警備員らしい仕事が出来たのはもともと出来る隊員さんでしたので本人からしたらいつも通りの仕事をしたに過ぎません。

これが他のいい加減な隊員であったらどうだったか・・。

出入管理の必要性、なぜ警備員を配置しているのか・・考え直す必要のある人は近くにいませんか・・。

 

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