警備員で缶コーヒーを好きな人は多いと思います。私も毎日ではありませんが、機会があれば飲みます。しかし水分補給として飲む人や、日頃から好きで飲んでいる人は注意が必要です。缶コーヒーは砂糖が思っている以上に入っており、とても体に良いとは言えないからです。眠気覚ましに毎日缶コーヒーを飲む人は危険です。
仕事中の水分補給に何をどれだけ飲んでいますか
警備員の仕事で24時間の勤務をしていると、自宅から持ち込んだ水筒のお茶だけではとても足りません。
その為に、ウチの隊ではインスタントコーヒーを用意したり、自販機でお茶やジュースを買ったりと様々です。
1日の水分補給として1.5L位の水分を摂取しなければいけない、とも言われています。
1日仕事をしていて、何をどれだけ飲んでいるかご自分で把握していますか。
そして1.5Lもの量の水分を摂取できていますでしょうか・・。
それだけの量の水分を摂取しようとした時、ジュースや缶コーヒーだけに頼るような飲み方は絶対に止めた方が良いです。
まあそんな方は余程いないと思いますが、間違いなく糖尿病まっしぐらです。
缶コーヒーが体によくないわけ
一般的には缶コーヒーと言っても色々な種類がありますが、砂糖の含有量の多いものだと角砂糖10個以上余裕で入っています。
あんな小さな缶の中に10個分の角砂糖・・ほぼ砂糖水ですね。
1日に缶コーヒーを何本も飲む方は、1日に角砂糖を何十個も食べているのと同じです。
角砂糖をそのまま食べる人は滅多にいないので実感が湧かないと思いますが、飲料として知らないうちに摂取させられている事を考えると恐ろしい事ですね。
缶コーヒーには驚くほどの角砂糖が入っている・・
それだけではないんです。
缶コーヒーには砂糖、いわゆる糖質が入っている・・要するに炭水化物を摂取している事と同義です。
炭水化物を摂取すると、体内では血糖値が上昇します。
健康な範囲内であるなら血糖値が上がる事は悪い事ではありません。
朝起きて活動をする時にまだ完全に起き切っていない体を、血糖値の上昇によって無理やりハイに出来るからです。
朝の缶コーヒーで目が覚める・・というのは実はカフェインよりも砂糖の血糖値上昇のおかげで元気になっているのかもしれませんね。
体の中で起こっている事
そしてこの時、体の中では何が起こっているのでしょうか。
実は砂糖を摂取した時、急に上昇した血糖値を危険と察した膵臓が血糖値を下げるためにインシュリンという物質を放出しています。
これが厄介でインシュリンというホルモンは一生のうちで分泌される量が決まっています。
要するに有限なのです
体から出る量が決まっているものを、砂糖などの入ったジュースなどでひたすら分泌させていたら・・・
これが糖尿病の仕組みです
インシュリンという物質を放出させる要因は、糖質が原因です。
これは砂糖だけでなく、お米やパン麺類などがこれに当たります。
そう考えると周りにある食べ物は糖質だらけですね。
なので、食事に糖質を摂取するのを避けるのは難しいので、砂糖の入っているようなドリンクは極力摂取するのを止めた方がよくはないでしょうか。
自分の体だから最後は自分の責任
缶コーヒーと言ってもいまは無糖や微糖など砂糖の使用を控えた物もあります。
どうしても缶コーヒーが飲みたいのであれば、そういった砂糖の使用が少ないものに変えてみてはいかがでしょうか。
もちろん自分の体の事のなので、最後は自分に付けが回ってきます。
「糖質中毒」という言葉がある様に、砂糖の入った飲料を飲み始めると次も飲みたくなる様で習慣化してしまいます。
これを断ち切る事は難しいかもしれませんが、自分の体から出る有限の物質があるという事を頭の片隅に置いて、今一度そのドリンクは飲む必要があるのか考えてみませんか・・。