夕べ、仮眠時間が来まして仮眠室に入ろうとした時にアシダカグモ(通称:軍曹)が廊下から仮眠室内に入るの目撃しました。
それは一大事です、これから寝ようとする部屋に直径5.6センチはあろうクモが侵入したのです。落ち着いて寝られるはずがありません。
戦闘開始
昔から昆虫を触ったりする事にはそれほど抵抗もありませんし、ましてやアシダカグモは益虫です。
部屋の中にいる害虫の代表格でもあるゴキブリなどを主食としているので、
家の守り神とも呼ばれています。
そんなことは十分承知です、でもね・・・
ただでさえ短い仮眠時間を妨げられるのは勘弁
これから無防備になる数時間、同じ部屋で好き勝手に動き回られては困るので、かわいそうですがこの部屋から出ていくか、不本意ではありますが殺虫剤の使用も已むを得ません。
退去命令を聞くまでもなく、ベッドの奥に逃げられたので断腸の思いで殺虫剤を噴射します・・。
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反応がありません。
仮眠室内が殺虫剤でむせるほどまいたのですが、軍曹は出てきません。
これ以上は自分に影響が出るので殺虫剤作戦は終了して寝る事にしました。
恐らくあれだけの攻撃を受けたので、軍曹も無事では済まないでしょう。
この仮眠室は昆虫が良くいる
警備室の受付は窓が開いている状態での業務なので、室内に虫が侵入する事が多くなります。
なので、構造上、室内で繋がっている仮眠室の方にも自然と虫が入ってきてしまうのは当然です。
そしてその害虫を追って、益虫であるアシダカグモが来るのはむしろ歓迎すべき事かもしれません。
でも、益虫であっても人が食事をする休憩室や仮眠室内で見かけるのは昆虫が平気な人であってもあまり気分は良くないですね。
カナブンやセミなどが警備室内に入って来た時は、自分の場合はエイっと捕まえて外に逃がしますが、いい年した虫がダメなビビリな隊員などは、それほど危険でもない虫にでも殺虫剤をかけて退治しています。
殺虫剤の減りが早いのはお前か!
と、心の中で叫んでいます。
いびき、そして口の中
誰でも、寝ている時に口の中に虫が入ったら・・・
と考えたことはないでしょうか。
虫は平気な方ですが食べるまでは平気ではありません。ましてや生ですしね。
(いや、生でなくても平気じゃないです!)
人間は一生のうち、寝ている間に小型節足動物を誤って8匹は食べている
という都市伝説があります。
さらに、とある昆虫学者の説では
人間は住環境にも寄るが、年間3~5匹は寝ている間に食べているだろう
どうですか、ふだんイビキをかいて寝る人は今夜から口を開けて寝られませんよね。
私もイビキはかく方なので、たまに食べている、という事なのでしょうか。
この先、世界の人口が増え続けると食料がなくなるともいわれており、その時は昆虫食が当たり前な世の中がやってくるかもしれません。
聞いた話ですと、昆虫食は意外と栄養の摂取としては優れているらしいのですが、調理してあってもあの姿のまま出されるのはちょっと抵抗がありますよね。
食べる必要に迫られる時が来るとしても、その時までにはもう少しなんとかして欲しいものです。