以前は警備員でも喫煙者は大勢いました。それも今ではたかが10数年で半分以下になった実感があります。現場で働いていてもリアルタイムで喫煙者が禁煙車へと変わった人も見ました。毎年の様に値上がりするタバコは稼ぎの少ない警備員では今や贅沢品となりつつありますね。そもそも警備業界にいた喫煙世代の警備員さんが引退してきているのも喫煙者が減りつつある理由の一つなのかもしれません。
タバコを吸う世代が減ってきた
今現在タバコを吸う人数の一番多い世代は40歳代らしいですが、これは40歳代の人口に対する割合いわゆる%であって、人数ではありません。
警備業界は比較的高齢の警備員さんが多いのですが、今現在70歳代の警備員さんが40歳代の若かりし頃は、%としての割合もさることながら人口も多かった事でしょう。
それが今では70歳も過ぎると警備業を引退してしまう人も出てきたり、また禁煙してしまった人もいるでしょう。
警備業界は元々平均年齢が高いのと喫煙世代が警備の仕事から抜けてしまった事が原因で、喫煙率が下がっているような印象を受けます。
ただ、これはあくまで私の周りの減少だけで、実際の世の中の警備業界ではどの様になっているのかまでは分からないので、予想とは違う現状である可能性もあります。
皆さんの周りの警備員さんはタバコを吸う人が多いでしょうか、それもと少ないのでしょうか。
若者でも喫煙者は存在する
社内でも喫煙する人はそれなりにいますが、若い人でも喫煙する人は少なからずいます。
国内で喫煙人口が約3,000万人いるそうですが、40歳以下の世代だけでも約3,000万人のうちの約45%を占めているそうです。
そう考えると40歳代以下の人口はただでさえ少ない世代なのに善戦していると言えるのかもしれませんね。
しかし、警備業界は40歳代以下の警備員さんをあまり見かけませんので、喫煙比率が多いと言われてもあまり実感がわきません。
若い世代は少ない、70歳以降の超高齢世代も少ない、となると警備業界内での喫煙率が下がるのも当然と言えばそうなのかもしれません。
うちの現場でも、警備隊の人数から比較すると喫煙者は約2割となります。
今までの過去の警備隊の喫煙者と比較すると、かなり減りました。
施設の喫煙所は肩身が狭そう
施設警備員が勤務する施設でも、ここ10年でかなり変化がありました。
今まで喫煙場所としてあった場所では新しい法律ではタバコが吸えなくなり、室内に合った喫煙室もいくつか無くなったほどです。
新たに喫煙場所を用意したり、タバコを吸える場所がガクンと減ったりと、その施設で働いている警備員さんたちにも影響はありました。
待機時間にタバコを吸いに行っていた場所が無くなり、かなり遠くまで行かなくてはタバコが吸えなくなったりとかなり不便になった様でした。
警備業界は高齢の人材が多い職種です。
その高齢の警備員さんもある一定の年齢に達すると退職してしまうか、病気の事が気になって禁煙してしまいます。
喫煙人口の多い世代は、元々警備業界には少ない世代なので、警備業界では喫煙率が下がりつつある気がします。
今後は喫煙率がどのような推移をたどるのか分かりませんが、自分の体と金銭的な問題なので、どちらも無理をしない様にして欲しいですね。