この現場では建物の同じ場所を複数回巡回するので前の隊員が見逃してしまったチェック項目を次の隊員がカバーできるようになっています。しかし言い方を変えれば前の隊員が見るべきものを見ずにいい加減に巡回した・・ともいえるのです。今回、その見逃しを3人もやらかしました・・。
週末なので従業員は建物に入っておらず、火気点検で見逃しがあればそれは警備員が確認を見逃したという事になります。
金曜日の夜から異常なしで来て、日曜日の朝に火気点検のチェックが入りました。
朝に年配のベテラン警備員より報告があり、我々の見逃しで間違いないね‥という結論になりました。
日頃はいい加減な仕事ぶりで散々な年配警備員の彼ですが、こういった業務はやはり長年の経験と見るべきところは見ているのだな・・と称賛できる部分ではあります。
この年配警備員が発見するまでは3人の隊員が見逃したのですが、どうやらその箇所は日頃から見ていないっぽいですね。
巡回路をただ素通りするだけで見るべきものを見なければ巡回の意味がありません。
ただの散歩ですよね。
早く回って早く帰って来たいという思いだけで散歩してはいけません。
後にまた警備員が見回るのですから、バレるのはわかっているはずなのに・・。
この3人は私が期待しているメンバーでもあるので、今回の件はちょっと残念な結果になってしまいました。
こういった事が1件でもあると、日頃の巡回も疑われてしまいます。
ある一人は巡回の時間がものすごく速いです。
早く回っても見逃しをしているようでは何の意味もありません。
何も見ていないから早く巡回を回れる・・という見られ方になってしまいますよね。
ある意味、その結果が出たような気がして今回の件は非常に考えさせられる事になりました。
私から嫌われている隊員が私の期待する行動がとれて、私が期待している隊員がいい加減な行動をしていた、という。
直接は言ったことはありませんが、正しい行動・業務をするよう言ってきたつもりでしたが本人たちにはうまく伝わっていなかったような気がして残念です。