申し送りとは仕事を次の隊員に引き継ぐ時に、情報を共有する為のものです。
警備に限らずどこの会社でも普通にあるものだと思います。
しかし、警備といういろんな程度の人が集まる業種ではそれが出来ない人も中には一定数います。
私の隊の中にもチラホラ経験の長い隊員でも・・・
基本的に年数の浅い隊員の方がしっかりできている気がします。
よその隊では違うかもしれませんが、私の現場の隊員は比較的昔からいる古い隊員がよく申し送り忘れや、業務連絡などをしなかったりします。
今朝もN隊員という一番古株の高齢の隊員が、彼自身が受けたクライアントからの指示の申し送りをしなかった為に、勤務を引き継いだ今日の隊員がミスをしたかのような結果になってしまいました。
大した問題でもなく、クライアント側も大目には見てくれはしたのですが、隊の業務内容としては問題です。
この隊員は今回だけでなく、以前から彼だけは知っていてほかの隊員は知らず、
問題が起こった時に
「あぁ、それ自分は知ってましたよ前からそうでした。」
と、しれっと答えが返ってきます。
いや、知ってたのならその時言えよ!
と口調は違いますが、いつも言います。
長年、その現場に居続けるとよほどのイレギュラーでもない限り、いつも起こるような事案だから連絡しなくても大丈夫だろう・・。
となってしまうのか、いつもこんな調子です。
次の日に引き継いだ隊員からすれば、些細なことでも引き継ぐのが常識だと思います。
このN隊員に限らず、配属年数が長い年配の隊員は大体この傾向があります。
年を取っているからそうなる、というわけでもなく、年齢が同じ位で配属年数の浅い隊員はちゃんと申し送りは出来ています。
なので長年その現場にいたりすると、何か仕事に対する考え方がルールから逸脱していくのも原因の一つのようです。
しかし、長年この現場に配属されてなお年齢もN隊員よりも上ですが申し送りもしっかり出来ており、更にルールから逸脱もしない隊員もいます。
という事は年配だから、配属年数が長いから・・というのが理由ではなくその個人その人の性格が問題なのかもしれません。
そんな扱いにくい古株ばかりの隊員がいる現場での勤務は他の隊員がかわいそうですし、私もやりずらいです。