年末年始は休みたい警備員のワガママ

警備員はサービス業です。これが分かっていない警備員の多い事・・。特にサラリーマン時代が長かった人にこの傾向が強いです。盆正月、GW、土日など当たり前の様に休みであった時代のまま、警備員の仕事も休もうとします。それが通用する現場なら問題ないですが、警備業務でそれが許される仕事は中々ありません。

スポンサーリンク

盆正月に休みたい警備員は何様

ウチの現場にはいつも必ず土日や、盆正月やGWなどの長期休暇などに必ず休む年配警備員がいます。

それ以外の平日は出勤しています。

平日に仕事をして土日に休む・・。

まるでサラリーマンの様な勤務です。

私は警備員はサービス業だと思っています。

 

お客様の相手をする、おもてなしをする・・

 

こういった業務をサービス業と呼ぶなら、警備業務はまさに当てはまると思いませんか。

そしてこういった職業の仕事は、大抵土日は休みになりません。

娯楽や飲食など、土日に大勢の人が利用する店舗で勤務するためです。

警備員がサービス業であるという声は、私以外でも唱えている人は居ると思います。

そういった職業にもかかわらず、堂々と「週末は休み」を主張して休む警備員がいるのです。

平日はしっかり仕事を入れて、週末は休み・・

 

サービス業である警備員が土日に休むとは何事かっ・・・!

 

いや、ちゃんと平日に仕事をこなしているので問題ないだろうに・・とも思えるでしょう。

一見、問題ない様に見えますが実は融通の利かないとても面倒な警備員なのです。

むしろ全員出勤させられる現場

ここの現場は商業施設ではありません。

なので、盆正月に休んでも他の隊員の調整さえ出来ていれば、長期休暇として休んでも問題ありません。

しかし、もし商業施設であったらこの年配警備員はお払い箱でしょう。

かつて私が商業施設で勤務していた頃は、4年の間で大晦日と元旦はすべて勤務でした。

これは私だけでなく、そこの現場に配属していた警備員ほぼ全員です。

大晦日に当直勤務で入っても翌日は元旦、商業施設ともなれば初売りで開店前から数百人のお客様が並んでいます。

そして開店と同時にドッと店内になだれ込んで、各テナントで福袋販売の列ができます。

警備員はその初売りで全員館内に出払っています。

列の整頓や、通路の確保迷子トラブル・・

私は、前日の大晦日当直勤務から元旦の昼過ぎまでの勤務が恒例でした。

元旦の昼過ぎから翌日の丸一日が休みになるので、自分からその勤務に入っていたのです。

こんな過酷な勤務も、周りの警備員さん達が同じように勤務していたのでなんとかやっていけていました。

こういった現場から考えると、毎週土日に休んでいる警備員なんて

警備員と呼べません

バランスが取れていれば問題なし

とりあえず今の現場で、毎週土日に休んでいる年配警備員がいますがクビにもならず勤務していられるのは、他の警備員さんとのバランスが取れているからです。

現在配属されている警備員さんで

「少しでも多く勤務したい」

「勤務に入る曜日の指定はありません」

という希望者が数名配属しているので、一部のワガママな警備員がいても勤務表が作れています。

毎週土日に休む人間がいても、何曜日の勤務でも入って頂ける方がいるので成り立っているのです。

これがもし、何曜日でも入って頂ける方が今よりも少なかったら勤務表は出来ていないかもしれません。

結構ギリギリなバランスで成り立っている警備員の人員構成なのかもしれませんね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク