普段、施設内の巡回をする時大抵はずっと同じルートのはずです。しかしこの現場では何かしらの理由で巡回ルートが変わる事が多いんです。そうなると隊員全員にルート変更の連絡をして、新しいルートを覚える・・という面倒な事をしています。
巡回ルートが変更になると警備員はパニック
最近この現場では建物の工事があり、細密巡回時にルート変更をしなければ通れない場所がありました。
現在も前のルートは復活しておらず、そのエリアを避けたルートで巡回しています。
幸いな事に今までのルートを避ける順路が、巡回時間を短縮する形になっているので、警備員の誰一人文句を言う人はいません。
しかし、現場の巡回ルートが変わるというのは警備員にとって初めは抵抗のあるものですよね。
自分がそこの現場に配属になって、先輩警備員から教えられた巡回路を毎日変わることなく、決められた時間内で帰って来る・・ということを続けていたのに、ある日を境に急に変えられてしまう、これは大げさに言うと現場が変わったかのような事なのかもしれません。
巡回路をまだ完全に理解出来ていない、新人警備員と同じ不安に陥るのはそこの現場に慣れている警備員からすると軽いパニック状態になるかもしれませんね。
なぜルート変更になるのか
そもそも巡回路が変わってしまう要因は色々ありますが、やはり一番多いのは建物の改修工事が多いでしょうか。
ここの現場も今回改修工事のような状態で巡回路が変更になりました。
工事の規模にもよりますが、場合によっては今までの巡回時間に大きな影響を与えるほどの工事もある事でしょう。
ウチの現場の工事は巡回時間に影響を与えるほどの工事が今回ありましたが、それは今までの巡回時間が短縮される方の工事になったので、警備員にとってはうれしい工事になったのです。
まあ、それも春には終わってしまったのでそろそろ巡回路も元に戻る事になりますが。
巡回時間の短縮になる事も
巡回時間に影響のあるほどの工事と言っても、時間が短縮されるような工事と、より複雑化して今まで以上に時間がかかってしまう工事があるでしょう。
警備員の業務は時間単位で交代しながら仕事をしていますが、時間が超過してしまうような工事は困りますよね。
この現場でも昔に巡回時に通り抜けていた通路が、工事の関係で迂回しなければならなくなったことがありました。
おかげで5分もかからなかった区間が倍の時間になった事も・・
巡回の時間全体から見ると大したロスにはなりませんが、実際巡回をする身としては何か損している様な印象を受けたものです。
施設によって工事の多い現場だと、巡回路の変更がちょくちょくあったりするので、その度に新しい巡回路の覚え直しになります。
時間が短縮したりしますが、いつもそうとも限らないので簡単には喜べません・・。