2020年の警備員たちの苦労

2020年が終わろうとしています。警備員としてまた年末がやってきました。今年で何年目であろうか、次の仕事の為にと繋ぎの気持ちで始めた警備員、もう10年が経とうとしています。そんな今年はまあ色々あった一年でした。

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オリンピックが延期した

今年は本来オリンピックがあった年でした。

しかし世界的な感染症拡大の為、オリンピックは余儀なく延期となってしまいました。

一応、2021年に開催予定となっていますが、国内だけの問題でなく世界的な事情の為、本当に2021年に開催されるのかどうか誰にもわかりません。

ウチの警備会社も、オリンピックの際には東京に何名か応援で行く予定だったらしく、それが流れてしまい安堵している警備員さんも居たり居なかったり・・。

聞くところによると、私もその応援組の一人になっていたようでした。

条件さえ良ければ、記念に言ってもいいかな・・という思いがありましたが、面倒くさそう、という気持ちもあり、延期になった事で残念と良かったという微妙な気持ちです。

延期した形になっていますが、どうなる事でしょうか。

数年ぶりに資格を取得した

今年は年の初めに施設警備業務検定の1級の資格を取得しました。

自分では欲しいとは思っていなかったのですが、会社から枠があるからどうだ、というお誘いを受けたので思い切って受けました。

本講習後、自分で採点をした時に合格点を満たしていないかも、という不安で最悪落ちても仕方ない、と半ば諦めていたのですが、何が違ったのか合格しました。

この1年、施設1級という資格を持って仕事をしましたが、現場では特にその恩恵も無く今年も終わりです。

そもそも1級まで取得しても、配置基準の無い現場では全く役に立ちませんし、せいぜい警備会社を転職する際の武器の一つになるくらいです。

それこそ配置基準の有る現場に行くためには必ず必要なので、その時には役に立つ事でしょう。

まあ国家資格ですし、変な事をしなければずっと持っていられるものなので、60歳過ぎてもいつか使い道がある事でしょう。

個人的にはこれが一番大きな事だったと思います。

現場の隊員さんの入れ替わり

ここの現場に限らず、警備業は入れ替わりの激しい職場です。

この現場もその例に漏れず、1年で何人もの警備員さんが入れ替わりました。

そんな中、今年は過去一番人の入れ替わりが多かったと思います。

現場の警備員の不祥事や、初日で音を上げた新人など人員管理で苦労した1年でした。

ある程度の主力扱いのメンバーが抜けた事も有り、一時は「勤務に穴が開くか」と心配もありましたが、次に入って来た新人さんが思いのほか立派な新人さんで非常に助かりました。

このままこの現場で定着してくれると良いのですが、警備の仕事は腰掛程度だと別ルートで聞いたので、もしかしたら長く居ていただけないかもしれません。

こういう人に限って、長く居てくれないんですよね。

まあ、所詮警備員ですから・・。

今年一年、世の中や個人的にも色々ありました。

来年も無事に警備の仕事が出来ますように・・。

 

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