同僚の警備員さんで、今いる警備会社とは違う警備会社の経験のある人はいませんか。私の今の現場でも約3割の警備員さんは、違う警備会社から来たという人です。警備会社を辞めて違う警備会社へ入社するという気持ちはどんな理由があるのでしょうか。私もある理由で警備会社を替えたのですが、それはもう色々な理由が重なって移籍しました。
警備会社を辞める理由
警備員として勤務していて、警備会社を辞めたいと思った事はありますか。
もしかしたら現在進行形で辞めたいと思っている人がいるかもしれませんね。
警備会社を辞めたいと思う理由にはいったいどんな思いがあるのでしょうか。
多くの警備会社は、誰もが羨むような高給は貰えないと思います。
会社によっては、その地域の最低賃金で働いている人もいる事でしょう。
社会的地位の低い職業と言われている事もあり、低賃金で重労働なイメージだと思われている事でしょう。
まあ、多くの現場がその通りなのかもしれません。
そんな警備会社で働ていると、色々な人が所属しており毎日一緒に仕事をしています。
今まで出会った事の無い様なとんでもない人も中にはおり、人間関係で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そんな給料面や人間関係で、今いる警備会社を辞めたいと思う人は多いのかもしれませんね。
また警備会社を選んだ理由
警備員になって金銭面か人間関係で警備会社を辞めようと思ったのに、次に選んだ仕事もまた同じ警備会社だという人もいるのではないでしょうか。
私も警備会社を辞めて次の仕事もまた警備業でした。
まあ、もともと違う施設警備の仕事をしたかったのですが、当時の警備会社ではそれが叶わなかったので、現場を替えるのに警備会社ごと替わったようなものです。
もし、当時の警備会社でもっと真剣に相談していれば、警備会社を替える事無く違う現場に就けていたのかもしれません。
しかし、結果的に警備会社を替えた事で学べる事もありましたし、新しい人との出会いもあったのでこれで良かったと思っています。
会社が変わるという事は、同じ警備業でも雰囲気がだいぶ変わりますね。
私の様にただ現場を替えたいだけの人は、同じ警備業を選ぶ理由としては分かりますが、給料面や人間関係で辞めたのにまた同じ警備業を選ぶというのには理由としては疑問を感じます。
移籍後の警備会社に納得をしているか
警備業はどこも同じ様に給料があまり高くありません。
警備業の中でも、会社によって金額の差はありますがそれでもたかが知れています。
そして、人間関係で辞めたのにまた警備業を選ぶのにも、警備業界なんてどこへ行っても「変な人」は必ず少数ですが居るものです。
これらの理由は私が移籍した警備会社でも解決はしませんでした。
転職した警備会社先で新たな「変な人」に出会っただけです。
給料も人間関係も結局、警備会社を替えても何も解決はしないという事です。
まあ、それでも給料面に関しては求人で提示している金額で確認が取れるので、現状の警備会社と比較して、転職先の警備会社の方が良ければ変える利点はありますね。
警備会社を辞めてまた同じ警備業界へ行く人の中には、給料面や人間関係だけでなく「もう雇ってくれる所が警備しかない」という人もいるかもしれません。
そんな人の場合は、金銭面や人間関係で辞めてもまた警備業を選ぶしかないのですが、そういった方など含めて転職先の警備会社に納得している人はどれくらいいるのでしょうか。
転職先でもまた人間関係で揉めた、転職した警備会社よりも更に良い給料が貰える警備会社を見つけた、などと転職した警備会社よりも魅力に見える会社があるかもしれません。
しかし、それでは永遠に落ち着く事の出来る警備会社は見つからないのかもしれませんね。
どんな理由で転職するにも、どこかで納得して腰を据えないと、履歴書の職歴欄が「警備会社をハシゴ」している状態になってしまいますよね。