毎年この時期は日差しが強く、外周巡回もみんな滝のような汗を掻きながら外でも業務をこなしていました。特にこのお盆の週は一番暑い日が続くと言っていいぐらいキツイ週でもあります。しかし今年は全国的に雨の日が続き、地域によっては災害レベルの豪雨な年です。
雨で気温が低い
ここ最近、雨の日が続きお盆の週ですが、気温が真夏とは思えないほど涼しい日が続いています。
地域によっては災害が発生し、大変苦労されている方も見えるようです。
警備員として、自分の勤務する物件が災害に見舞われた時にどのように対応するか、日頃からイメージしておくことは重要です。
私の勤務している地域は、幸い災害にも見舞われず雨の日が続く事で、真夏にしてはとても涼しい業務をさせていただいています。
もともと施設警備員なので、基本建物の中ですが、細密巡回や外周巡回など汗を掻くような業務もあり、夏の時期は汗びっしょりになって勤務しています。
それがここ1週間ほど、長雨のせいで気温も30℃を下回りここ最近のお盆と比較すると雨のお盆は何年振りか、と思うほどです。
反面外周巡回は厳しい
雨が降ると気温が下がり、空調の効いていない夜中の細密巡回などはとても快適になります。
外周巡回にしても、真夏の日差しの強い中を、ひたすら歩く事を考えるととても助かります。
しかし、雨の日で気温が下がるのは良いのですが、外周巡回で雨の日は良いとも言い切れないのです。
それは、雨が降るとびしょ濡れになるか、カッパを着て汗まみれになる、のどちらかになるからです。
外周巡回時に傘を差していくと片手がふさがります。
書類や必要な装備品を身に着けると、傘を持つ手がなくなります。
その為、雨の日の外周巡回は、雨量によっては雨具一切なしか、カッパを着るしかないのです。
カッパは一度着ると、汗びっしょりになって、雨を防ぐために着たのになぜかびしょ濡れという本末転倒な状態になってしまいます。
なので多くの隊員さんが、カッパを着る事を嫌がります。
かといって土砂降りの中を雨具無しで行くわけにもいかず・・
雨が降って気温が下がるのは大歓迎ですが、それで困る事もあるのです。
雨でも晴れでも困る人はいる
雨が降ると施設警備員は現場によっては喜ばしい事ですが、交通誘導警備員の方などは困るのではないでしょうか。
彼らは基本外での勤務です。雨が降ると気温が下がり良いのですが、あまり強い雨だと仕事自体無くなる可能性もあります。
警備員は1日入っていくら、という計算が多いと思うので、1日でも仕事が減るとその分給料が減ります。
日差しが強すぎて仕事がお休みになるなんて事は聞いた事がありませんが、雨が降り過ぎると仕事がお休みになるのは間違いありません。
多少の雨なら良いのですが、今年の西日本の様に災害級の豪雨はあまり歓迎できませんね。
施設警備員でもあまりにも強い雨は、雨漏れなどの問題も発生するので困ります。
ちょうど夕立程度の雨なら、困る人は居ないのではないでしょうか。
8月も半分が雨という珍しい年になりましたが、仕事に支障のない程度の雨になって欲しいものですね。