警備会社によっては現場の警備室で必要な備品などを不便の内容にしっかりと手配してくれる所もあると思います。しかし、今の警備会社ではお金が無いのか、経費として承認されにくいのか中々、購入に踏み切ってくれません。仕方が無いので、現場の警備員さんと協力して、会社に頼らず購入したものもあるのです。
警備室で必要な備品の手配
施設警備員が現場で勤務する時、当直勤務に限らずある程度の備品が揃っている必要があります。
食事休憩の時に使用するもので云えば、冷蔵庫や電子レンジ、ポットなど夏場や冬場に関係なく食事を取る時に必要な物です。
まあ必ずなければならない、という訳ではありませんが、施設に長時間滞在するような勤務になればなるほど、労働環境が悪いと会社に対して現場からの声も大きくなるので、どこの現場へ行っても設備は整っていました。
しかし、今の警備会社に所属していて現在の勤務先の警備室は、余り環境が整っているとは言い難いです。
例えば冷蔵庫や電子レンジやポットはありますが、掃除機がありません。
全ての施設警備の現場の警備室に掃除機があるわけではありませんが、以前の現場も今の現場も、掃除機までは手配してくれませんでした。
会社が手配してくれない時
会社が言うには、掃除はホウキで十分という事です。
確かに掃除機が無くてもホウキで十分だと思います。
警備員の仕事をしていて、掃除機を使用してまで清掃活動に熱心な警備員さんはそういません。
むしろ、自分が食事をした後の机がどれだけ汚くてもキレイにしようとしない人の方が多い印象です。
酷いときは、コンビニのレジ袋や使い終わった割りばしが、部屋の中に落ちているなんて事もあるほど。
前に食事をした人や、誰が割りばしを使ったかなど特定しやすいので、そういったものを見つけた時は、直ぐにその人に片付けさせています。
自分の家の部屋ならどれだけ汚していようが構いませんが、警備室の休憩室は共同の部屋であり、誰もが清潔に使用するように心がける必要があるので、片付けるという意識を持つ必要がありますね。
そんな警備室内にある備品なので、会社が用意するべきだと思っていますが、会社によってはどんなものでも購入してくれるとは限りません。
現場によって必要な備品も変わってくるでしょうし、会社によっては必要と感じていない物もあります。
今回は警備室内を掃除する掃除機の話でしたが、以前の現場でも必要としているのに会社が購入してくれない、という事がありました。
その時は、現場の警備員さんと話し合ってお金を出し合い、会社に頼らず備品を購入したものです。
現場側では私と同じ様に「必要な物なのに・・」と感じている警備員さんも多いので、話も早くお金も直ぐに集まります。
本来なら会社にお願いして購入して貰うのが良いのですが、現場の隊員さんと共感できるものを共同でお金を出して購入する行動の方が早いですね。
しかし現場の警備員さんとお金を出し合って購入する行為は、ある問題も発生するのです。
使用頻度は個人差がある問題点
お金を出し合って備品を購入する時、基本的に割り勘で購入しています。
皆で使用するもの、という事なので平等に同じ金額にしています。
しかし、お金を均等に出し合っても、使う頻度がみなバラバラなのです。
出勤日数からしてみな同じではありませんし、人によっては休憩室を使用する時間も違います。
例えば日勤の人と当直勤務の人は、職場にいる時間が3倍くらい違います。
それだけで協力して購入した備品の使う頻度は異なりますよね。
その為、備品を協力して購入する時は
「本当にみんなが欲しいと思っているモノなのか」
「どんな勤務帯の人でも使用頻度は同じ位か」
などといった事を考慮したうえで、共同購入を決めていました。
また、金額が余りにも高価すぎるものは会社に相談して、経費で購入して貰えるようお願いします。
この様に会社がなかなか手配してくれない備品というものは、現場でお金を出し合って用意するという手段は良い点もあれば悪い点もあります。
本当なら、会社が手配してくれれば何の問題も無いのですがね。