警備員のマスク着用を禁止するクライアント

いま世界中で新型肺炎の感染について大騒ぎになっています。この時点でまだ日本ではそこまで大騒ぎになってはいませんが、2月中旬ごろに最悪な事態になっていなければ良いのですが・・そのことで時期的な事も含めてマスクを着用している人をよく見かけます。警備員も同様、マスクを着用している人もいるでしょうが数年前に「マスクをつけるな」というお達しが出た件を思い出しました。

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警備員がマスクをつける理由

マスクは今やファッション化して白色以外のマスクやデザインの入ったものまでいろいろありますね。

他人が見た時にマスクを着用しているからと言ってただ単に体の具合が悪いからマスクを着けているとは判断できません。

まあ、予防の意味として着用している人もいるでしょうから

マスク=病人とは言えませんね

今回警備員がマスクを着用していた件で思い出した警備員さんの事ですが、彼は当時花粉症を患っており勤務中、店内巡回をする時も花粉症用のゴツいマスクをしていました。

もちろん色は白色です。

はた目から見ても普通のマスクとは違うのは分かります。

私は花粉症ではないですが彼が花粉症用のマスクを着用しているの見た目ですぐに分かりました。

こういった生理的問題でマスクを着用しているのは仕方のない事だと思いますよね。

マスクを着用する問題点

数か月前のニュースで話題になりましたが、ある大手の小売販売店が

「業務中の接客時にマスクを着用するの禁止」

という規則を出しました。

今の段階でこの結末がどうなったか分かりませんが、これを聞いて過去に花粉症用のマスクを着用していた警備員さんも同じようにクライアントからマスク着用を禁止されたのです。

当時の世間ではまだマスクの着用に関してそれほど話題にはなっていませんでしたが、警備員がゴツいマスクを着けて店内を巡回する様は確かに異様だったかもしれません。

マスクは本来風邪をひいているか、予防の為にするので傍から見るとマスク着用者がそのどちらかはパッと見わかりません。

彼は花粉症の為にマスクを着けていたのに、それをクライアントはどう判断したのか勤務中はマスクを外すように命令しました。

風邪をひいていないのならマスクを外しなさい

店内なら花粉は飛んでいないのでマスクを外しなさい

お客様が不安がるからマスクを外しなさい

これらのどの理由か若しくは他の理由でマスクを外させたのかは分かりませんが、聞いた当時はどちらの言い分も納得できると複雑な気持ちになったのを覚えています。

どちらの言い分も納得できるが

花粉症のマスクが無いと、鼻水やくしゃみ、涙で大変な事になる・・

マスクをしている警備員さんは顔が見えづらく印象が悪い・・

マスクを外すよう言われた当時はこのどちらの意見もごもっともと思っていました。

警備員はある意味接客業です。

その接客業の人間が顔を見せずに接客するのは失礼な気がします。

ましてやお客様から見たら買い物に行った先でマスクをした従業員から病気を移されるのはイヤだ・・

なんて思うお客様もいるかもしれません。

マスクをしているからと言って決してその人が病人とは限りませんが、わざわざその事を聞くわけにもいかず判断は出来ません。

更にその人が花粉症でマスクをしているなんて事も有り得るので一層分かりづらいですよね。

それならばマスクをさせなければいい・・という企業側の極端な決断が正しいのかな、とも思えてしまいますし・・。

利用客側の意見と企業側の意見どちらの言い分も理解できてしまいます。

そして今、大手小売企業がマスクの着用の禁止を発表しました。

世界的に問題になっている新型肺炎、これから始まりだす花粉症シーズン今後の動向が気になるところですね。

 

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