施設警備で巡回がありますよね。この巡回現場によっていろいろな違いがあると思いますが、ウチの現場に限っては一番重要なのは残留者がいたかどうかになります。残留者がいれば窓や火気をチェック出来ず、残留者の方が帰る時に処理して頂く事になるからです。後でまた警備員が確認しに行きますが、見に行くまでは部屋がどの様になっているか分かりませんから不安になります。
誰も居ないと警備員は落ち着く
商業施設での巡回はそう言った意味では楽でした。
閉店を迎える際にお客さまには施設から出ていただき、更にその施設で勤務している従業員もその数時間後には退館していただくので、最終的には誰も残っていません。
その誰も居ないという前提で巡回に出るので、警備員としては仕事がやりやすいですね。
元栓や窓などの未処理があればすべて忘れて帰ってしまったと判断できますからね。
これがもし誰かが残っている状態だと
・いつ帰ってくれるのか
・ちゃんと窓は閉めて帰ってくれるのか
などと警備員が巡回した結果、異常なし・・という判断が出来ません。
警備員としては閉店後(閉館後)は誰も居ない環境下で仕事がはかどる、と思います。
残留者がいると警備員は不安
ここの現場でも最近、従業員の方の残業が多くて困る事が多いです。
大抵はこの現場でも警備員が巡回に行く時間は従業員の方は帰宅されています。
中には仕事が残っているのか稀に遅くまで残る方も見えますが、毎日ではありません。
1か月に数回程度です。
この位なら我々も仕事に支障もなく巡回出来ました。
しかしここ1,2か月は遅くまで仕事に残っている方が目立ちます。
現場にも寄りますが、施設から退館していただく様(追いだす)お願いする現場もあるかもしれませんが、ここではそれができません。
従業員の方が残っている以上、追い出す事も出来ず残留者としてカウントするだけに留めるしかないのです。
警備員がそれで楽が出来る、という言い方が出来るなら巡回項目のチェックをしなく済む・・という点です。
残留者が最後に窓や元栓を閉める・・役目になるので警備員は次の巡回の時に確認をすることになります。
これも現場によっては残留者が帰ったらすぐに見に行かなくてはいけない・・かもしれませんね。
そういった点ではこの現場は次の巡回時に見ればよい、とされているので楽‥と言えるのかもしれません。
しかし、次の巡回まで確認に行けない・・というのはある意味部屋がどうなっているのか分からないので施設を管理する警備員にとっては不安な事でもあるのです。
もし火事になったら・・窓が開いていて侵入されたら・・
まあ、残留者が帰る時に致命的になるような未処理はないので助かってはいますが・・。
元栓にしてもポットのコンセントの抜き忘れ程度なので、商業施設の頃に比べたらかわいいものですよね。
大体見るべきものは似ている
現場によっては巡回の見る項目はかなり偏りがあると思うので、そこの現場で何が一番重要なのかはしっかり確認しておく必要がありますよね。
〇〇を見逃したらこの現場ではマズい・・とか。
まあ施設警備員として代表的な巡回の項目は窓や火気点検になるでしょう。
どこへ行ってもこれは外す事の出来ない項目になると思います。