施設警備員が業務をする上で装備品など個人で用意しなければいけないものはどんなものがあるのか

施設警備員が警備業務を行う時、制服に関する衣類は警備会社が用意します。これは会社ごとでデザインが異なり、その会社に所属している以上、貸与された制服を身に付けなければなりません。制服以外に業務を行う際に色々な備品がありますが、それらは警備会社が手配したり、または個人で購入する必要のある物もあります。

スポンサーリンク

警備員として必ず会社が用意するモノ

社会人として会社に入社した後、会社によって制服を貸与される企業があります。

その制服を着て、毎日仕事をする事になるのですが、警備業界も入社時に会社規定の制服を貸与され現場で働きます。

 

これは警備員として働く時に必ず身に付けるもので、着用せずに勤務している所を見つかると「警備業法違反」となり警備会社に迷惑を掛ける事になります。

その為、普通の企業とは異なり制服を着て仕事をするという事に関しては、厳しく管理されています。

 

制服の内訳としては、制帽・長袖か半そでのシャツ・冬用の上着・ズボン・モール(警笛付き)

これらはどこの警備会社であっても、必ず警備会社側が手配し貸与される物となります。

 

もちろん貸与品なので、退職する時には返却が「必ず」必要になります。

警備員の制服を悪用される恐れもあるので、会社としては徹底して回収しています。

会社が用意するか個人が用意するか微妙なもの

警備員として勤務する時の装備品として、会社が用意するか個人が用意するか、会社によって異なるものもあります。

過去所属してきた警備会社では、会社が用意するのかそれとも個人が用意するのか、という点で全く逆の意見の備品もありました。

 

一番記憶にあってすぐに思い付くものといえば「懐中電灯」ですね。

これは現場の夜間巡回や、夜間の外周巡回の時に使用する備品です。

 

勤務者によっては、全く使用しない人もいますが、その当時の警備会社では現場に1~2個手配してくれていました。

業務用の円筒型充電できるタイプの懐中電灯でした。

 

調べた所1万円位するものでしたが、耐久度が悪いのか、使用する警備員の扱い方が悪かったのか、1年もしない内にどこかしらが壊れていました

歩きながらや、自転車に乗りながらでの使用になるので、ついうっかり落としたりぶつけたりする事もあるので、その頻度が多く壊れてしまったのかもしれません。

 

懐中電灯以外の他の備品というと、キーケースになります。

これは施設警備員が巡回時に、鍵を預かりその鍵をキーケースに結着して見回りへ行くのですが、そのキーケースも警備会社によっては、会社や個人で用意するのはバラバラでした。

 

大切なカギを入れておくものなので、個人で用意させるよりも会社で手配してくれた方が、現場で働く側の者としては助かるのですがね。

個人で手配させたら、どんな安物を用意してくるか分かったものではありません。

 

そんなキーケースに大切な鍵を入れておいて

「すみません、いつの間にか無くなっていました」

なんて言われたらと思うと・・。

 

その他、警備会社によって会社が手配するものや個人が用意するモノと、会社によって異なるものはまだまだあると思われます。

個人が用意する装備品類

警備会社が必ず用意するモノと、会社か個人か所属した警備会社によって異なるものなど様々ですが、必ず個人が用意するモノもあるのです。

例えば、革靴

 

時に制服とセットになっている靴もありますが、かなり特殊な制服にあるのでここでは「普通の警備員」として紹介します。

靴は警備員として勤務する時、個人で用意する装備品となっています。

 

会社によっては革靴の中でも「〇〇なもの」と靴に関した規定があったりします。

紐が付いていてはいけないだとか、甲の部分にデザインがあってはいけないなど、会社によってこの規則は様々です。

 

中には、勤務中は革靴でなく「黒のジョギングシューズでも可」という現場もありました。

基本的に靴に関しては、個人が購入して用意するモノだと思って良いでしょう。

 

次にこれは経験した警備会社だけなのかもしれませんが、白手袋も個人で用意する装備品です。

白手袋は、警備業務で毎日使用しているとそのうち白い色がくすんでいきます

 

安く用意しようと思えば100円で購入できますが、だいたい100~500円位になります。

色がくすんできても会社は用意してくれないので、自分で用意する事になります。

 

白手袋は「消耗品」という認識で度々購入する事になるので注意が必要です。

経験上、現場にもよりますが半年くらいしたら次の新しい手袋を購入する事になると思います。

 

これら警備員が使用する装備品は、警備会社が必ず用意するモノと、どちらが用意するか分かり難い物、そして個人が用意しなければならないモノなどがあります。

入社した会社によっては、個人で用意しなくても済むものもあるので、何が必要で何を手配してくれるのかは、その警備会社に入ってから確認をしなければなりません。

 

いくつか警備会社を移り変わっている人は、混乱しそうなところだと思います。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク