ラクでヒマな現場で仕事をしてはいけない警備員というのはどの様な警備員の事を言っているのか

施設警備の現場の中には、ラクでヒマな現場があります。人がほとんど来ない事案もほぼ発生しない、巡回もラク。そんな夢の様な現場で働く時、警備員の中にこの様な現場で働いてはいけない人もいます。働いてはいけない人がその現場で働いた時、出入り禁止か、さいあく警備会社が契約を解除される可能性もあるのです。

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ラクでヒマな現場は実在する

警備員の配属先で当たり外れ、というものがあると言われています。

これは仕事が楽であるかキツイ現場であるか、という事が基準になっている様です。

 

何が当たりなのかハズレなのか、という基準は人ぞれぞれだと思いますが、今回ここで紹介する当たり外れは、仕事がラクで更に来訪者も少なく事案発生件数が少なく、日中と夜間の巡回がラクである、という点が当りという基準にしています。

 

そういう点で云えば今勤務している現場は当たりな現場だと思っています。

過去にキツイ現場の経験をしているので、その現場と比較する事でなおラクだと感じています。

 

キツイ現場の経験が無いと比べ様が無いので、その経験がない人からすると「ラク」だと思っていないかもしれませんね。

そんなラクと言われている現場ですが、警備員という個人単位で見た時、人によっては「働いてはいけない」と思っています。

働いていはいけない警備員

人から見て比較的、ラクだと感じる現場で働いてはいけない警備員がいる、と言われてどんな人を想像するでしょうか。

これは完全に個人的な思想なので、人によってはそう感じないかもしれません。

 

しかしラクでヒマな現場で働いていけない警備員というのは確かにいると思います。

それは

 

・施設警備員として初めての人

・自制心の無い人

 

もう少し何点かありますが、最低限これに該当している人はラクでヒマな現場での勤務は向いていないと思います。

まず、警備員として初めての現場がラクでヒマな職場です。

 

警備員として何年在籍するか分かりませんが、今後異動しないとも限りません。

その時に、ラクでヒマな現場経験しかないと、施設警備員としての業務が身に付いていません。

 

現場での業務が殆ど無いので、施設警備員として学ぶべき事が身に付いておらず、他の現場へ異動した時にとても苦労するからです。

また、自制心の無い人というのは、ラクでヒマな現場で勤務すると何もする事が無く、その苦痛から仕事以外の事を始めてしまいがちです。

 

その時、仕事以外の事をしてしまうから問題、という訳ではなく仕事以外の事に夢中になり過ぎて、本来の仕事をするべき時に影響が出るという事です。

多少のよそ事が許されたとしても、それ以上のラインを越えてはいけない、というラインを自制心が抑えられず超えてしまうという事です。

 

「今よそ事をしていてはマズいでしょ!」

 

という状況でもよそ事をしてしまう自制心の無い人は、仕事をサボっているとクライアントに見つかる可能性が大きく、出入り禁止になるか、さいあく警備会社の契約を切る、という問題に発展する場合もあり得る、という事です。

警備員としての経験不足が異動後も影響が出る、という事と自分の欲を抑えきれずにクライアントや警備会社に迷惑を掛ける、可能性があるのです。

警備員として長く働きたい人は

自制心の無い人がその現場で仕事をするのが向いていないというのは、実際にその人がその現場で働いてみないと分からない場合が多いです。

しかし、経験不足な人はラクでヒマな現場を避けさせる、というのは自分や他の人から見ても分かり易いです。

 

警備経験が無く、新人として入社した人を配属させなければ良いだけですからね。

そしてその様な人が、警備員として長く続けていくつもりがあるのであれば、まずは施設警備員としていろいろ学べる現場へ配属させて、施設警備員として一通りの業務を身に付けてからラクでヒマな現場へ配属させてあげれば良いと思います。

 

施設警備業務というものがどんなものなのか、という事を経験していればラクな現場へ異動しても「あ、ここはラクな職場だ」と分かりますし、そんなラクな現場で働くのなら「今後もここで続けていきたい」という気持ちから出入り禁止になる様な行動はしないと思います。

 

今まで楽な現場で出入り帰任しになって人を見てきましたが、彼らはたいていこの「ラクな現場」という有難みを感謝する事無く、いい加減な仕事をしそれがクライアントに見つかり出入り禁止となってきました。

自分が働いているラクな現場の有難みを感じる様な経験をしてきている人は、ラクな現場であっても気を抜く事は無いのです。

 

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