施設警備員は出入管理業務中に内線や外線の電話の対応があるが上手い人と下手な人の大きな差とは

今まで施設警備員として勤務してきて、出入管理業務で電話対応の無い現場はありませんでした。世の中の施設警備の現場で電話対応の無い職場もあるかもしれませんが、たいていは電話対応があるのではないでしょうか。そんな中、警備員さんの中には電話対応が苦手というか下手な人もおり、ロクに引き継ぎも出来ない事があるのです。

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施設警備員の電話対応

今までの配属先で電話対応の無い現場はありませんでした。

出入管理業務が電話の対応が一番多く、出入管理業務はその現場の殆どの警備員さんが入るポストでもあります。

 

という事は、殆どの警備員が電話対応をする事になるのですが、その全ての警備員さんが電話対応を上手く出来ているわけではありません。

「さっき〇〇の部署から電話がありました」

と申し送りを受け「どの方から?」と聞くと

 

「え、分かりません」

 

という答えが返ってきます。

いや、あなたが分からなければ誰も分からないんですが。と言いたくなるように電話の引継ぎもまともに出来ない警備員さんは普通にいます。

 

社会人経験の中で、電話対応というものを経験してきていない人も多いのか、それともその電話対応すらまともに出来なかったから今警備員として働いているのか。

まあ、個人の生い立ちは色々あるでしょうが、施設警備員として勤務すると、電話対応というものは少なからずあるという事を承知しておく必要があります。

 

電話対応が下手な警備員は多い

今まで経験してきた現場で、電話対応が余り上手く出来ない人がいるという事は十分わかっているので、基本的に引き継ぎの時に電話があったという事に関して「詳細は分からないモノ」として諦めています。

警備員で電話対応が上手く出来る人の方にむしろ驚きます。

 

まあ、今の現場でも電話対応がしっかり出来る警備員さんもいますが、半分は出来ないのではないかという状態です。

相手が誰なのか、概略でも良いのでどんな要件なのか・・

 

などは確認しておいて欲しいのに、それすら出来ない警備員さんは意外と多いですね。

しかも、年金を貰っている様な人生経験豊富であろう年齢の人でも、普通に残念な対応だったりします。

 

特に警備員という特殊な仕事の電話対応の場合は、これが出来ると「お、この警備員さん分かってるね」と思う対応もあるのです。

電対応で警備員の質が分かる?

警備員さんの電話対応で、この人は良く分かっているな、と思う電話対応があります。

電話に出て会話をしている警備員さんの周りに、その電話のやり取りを注視している人がいた時、出来る警備員さんはその周りにいる人にも分かる様に会話をします。

 

電話でのやり取りがどんなものであるかを、周りの人にもわかる様に言葉に出して話すのです。

通常、電話での会話は相手が話す時に「はい」だとか「ええ」という言葉で返しますが、これでは周りの人には何の話をしているのかさっぱり分かりません

 

しかし、これを刑事ドラマの様に「え、殺人!?」と言葉にする事で周りの人は電話の内容が、何を主題にして話しているのかが分かります。

単語を復唱する事で、電話でのやり取りでは不自然になるかもしれませんが、あえて言葉にする事で、周りにいる人が電話で何の会話をしているのか理解できるのです。

 

「ああ、落とし物の件ですね」「〇〇の不具合の件ですか」

など、会話の主題になる単語を口に出す事で、周りで電話を聞いていた人が、その場で待ち続ける必要があるかどうか判断できます。

 

これが出来る警備員さんと出来ない人が、私からみて電話対応が上手いか下手かの基準とし見ています。

下手な人は電話の会話がずっと「はい」と「ええ」という返事しかしていません。

 

そして、この電話の対応で警備員という仕事の質も分かるもの だと思っています。

電話対応がしっかりしている人は、他の仕事をやらせても大体しっかりしています。

 

また、毎回何かしらのミスをしたり、警備員としての基本的な行動が取れない人は、電話対応もほぼ残念な有様です。

人と話し、それをまた別の人へ伝えるという業務でもある電話対応。

一見簡単そうですが、逆に簡単であるためにその人の仕事の出来不出来も分かってしまうのかもしれませんね。

 

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