施設警備員として細密巡回時に必要な装備品は現場ごとで違います。この現場では巡回専用のラベラーがありますが、以前いた商業施設ではそんなものはありませんでした。今の現場で使用しているラベラーが無ければどれほど良いか・・と思い返す事があります。
細密巡回時の違反チェック
細密巡回時はどこの警備会社でも装備品が結構あると思います。
夜に出る事が多いので懐中電灯はもちろんの事、鍵にメモ帳に筆記具、無線機などさまざまです。
その際に、現場によっては火気点検などの違反項目をチェックする為の機械を持って行ったり、メモ帳に細かく記載して警備室に帰着した時に書き写す事もあるでしょう。
ウチの現場ではラベラーを使用して違反項目を取り込んでいるのですが、結構面倒くさい作業です。
一昔前で言う所の打刻式の細密巡回です。
この現場でも昔は打刻式の機械を使用して細密巡回をしていたそうですが、そんな面倒な方式で巡回している時に配属にならず良かったと思います。
聞いただけですが、あの機械はホント面倒くさそうですね。
もしかしたら今でも打刻式の細密巡回をされている警備員さんもいると思いますが使い勝手はいかがでしょうか・・。
装備品は少ない程良いわけ
細密巡回時に身につける装備品は少ないほど良い、これにつきます。
無線機や懐中電灯、巡回キーなど最低限必要な物にプラス、現場ごとで巡回時に身に着けて行く物があります。
首から紐につけて装着するものが多いので、現場によっては非常に身動きがとりにくい状態にもなります。
ウチの現場でも紐かけの装備品が多いので、首周りは紐だらけです。
夏の暑い時期は汗を吸った紐がとんでもない匂いを放つ事も・・
また、装備品が多くなると身動きがとりにくくなるために、万が一不審者と対峙した時にあの紐だらけの格好はとても不利になる気がします。
紐をもってぶん回されたら勝てる気がしません・・。
鍵はたくさんあると邪魔
細密巡回に欠かせないのは巡回キーだと思います。
警備員が巡回する建物にどれだけ鍵を必要とする部屋があるかで、鍵の量も増えます。
子マスターキーなどを持って行くにしても、全ての扉が開けられるわけでも無いとその分本数も増えますね。
ここの現場は子マスターキーを使用しているにもかかわらず、それだけでは開かない扉もあるので自然と本数がふえ、巡回時には30本近くの巡回キーを持って行っています。
今でこそどこに使うカギなのかは把握していますが、新人の研修を受ける警備員さんはとても苦労すると思います。
落とすと大問題になるマスターキーですが、細密巡回時には巡回キーは1本で行けるのが理想ですね。
前の商業施設でも1本で細密巡回なんて出来ませんでしたし、今の現場でも扉の都合上無理です。
どこかに1本で細密巡回に行ける、そんな現場ありませんかね・・。