警備員は教練という軍隊じみた教育を受ける事があります。まあいわゆる「気を付け、や回れ右」などの事です。検定講習を受ける時に集団で行う事も多く、検定試験を受ける気のある方は練習しておいた方が良いでしょう。うちの現場の隊員さんの様に出来ない人もいるようなので・・。
最後に回れ右をしたのはいつですか
警備員としてではなく、自分自身個人として最後に回れ右をしたのを覚えていますか。
警備員になった時に新任教育などでやらされる警備会社などもあるでしょうが、それ以外で回れ右なんて、それこそ小学校か中学校以来だという人も多いのではないでしょうか。
私は学校を出て以来、回れ右をしたのは何十年ぶり・・というくらい久しぶりでした。
警備員になってから改めて回れ右をしたのは、警備業務検定を受ける事になって事前講習の時に大人の回れ右を習いました。
記憶が間違っていなければ、子供のころに習った回れ右とは全く違っていました。
子供のころはただ後ろに回るだけでしたが、警備員になってから習ったのはそれは細かかったです。
足の下げ方や、重心の置き方など子供の頃にそんな教えられ方はしていなかったと思います。
回れ右や右向け右は意外と難しい
警備員はいろいろな世代の方が集まっている事が多いですが、教練に関した指導はどの世代の方でも新鮮に感じるのではないでしょうか。
先ほどの様に、子供の頃に習ったやり方とは違うと感じる人も多いと思うので、意外と苦労する人も多いです。
特に運動音痴の人だと、後ろに引く足を間違えたり「回れ左!」になったりとちぐはぐな人も多いです。
何名か警備業務検定を受けに行きましたが、みな口を揃えて
「講習よりも実技よりも、教練が大変だった」
と言います。
頭で覚える事は、何歳になっても日常的にやっている事なのでそれほど難しくありませんが、体を使って普段やらない事をやるので大変なようですね。
誰かの検定試験を受ける日が近づく度に、警備室では回れ右についての話題でよく盛り上がりました。
練習すれば誰にでもすぐ出来る
小学生でもできる「回れ右」や「右向け右」。
そんなに難しい事ではありません。
ただし、大人になってからは足の動きなど細かく指導を受けるのでそれが難易度を上げているのだと思います。
しかし、それも何度か練習すればすぐに身に付きます。
個人的には、回れ右よりも、「右向け右」のやり方に感動した覚えがあります。
子供の頃はつま先や、かかとの動きまで教えられなかった気がしたので、右を向いた後に若干位置がズレていたのですが、大人になってから教わったやり方はズレる事無く右を向けた事です。
資格検定の本にも関われていますが、本の図を見るよりもやはり実際にやって見せて貰えるのがわかり易かったですね。
多少不器用な人も、本より目の前で見せて貰った方が覚えやすかったようです。
普段の勤務ではなかなかやる機会は無いですが、警備業務検定を受ける気のある人は覚えておいて損はないと思います。
近くに資格持ちの方が居れば、お願いして指導を受けると良いかもしれませんね。