先日、自宅でパソコンに夢中になり次の日仕事だというのにかなり遅くまで起きていました。翌日、予想通り座哨で出入管理をしている間、午前中にもかかわらず眠気に襲われました。昼食後、いつもは待機時間中に仮眠室でスマホをいじっているのですが、その日は久しぶりに昼寝をする事にしたのです・・。
警備員は昼寝付きの仕事です
警備員は他の仕事に比べて昼寝付きというのは世の中に知られているのでしょうか。
正直、警備業に就くまでは私は知りませんでした。
24時間も拘束されていると、仮眠時間も含めて待機時間も相当あります。
ここの現場では、その待機時間の時にちょっとした仮眠が取れるほど時間的余裕があります。
現場ごとの時程表にもよるので、どこの警備会社でも昼寝が出来るとは限りませんけどね・・。
うちの現場は待機時間をなるべくまとめて取れるように、とあえて作ったのでその時間を利用して色々な事が出来るようにしています。
そんな中、ちょうど先日休みの日に自宅で夜更かしをしてしまいました。
次の日仕事にもかかわらず、休みの日に体を休める事も出来ず仕事に臨んでしまい大変な目にあったのです。
その為、長い待機時間を利用して仮眠(お昼寝)を取る事にしました。
ちなみに夜中にちゃんとした仮眠時間も用意されている中、お昼の時間帯の仮眠です。
仕事の合間に2度も布団で寝る事が出来るなんて幸せですよね。
隊長と隊員の昼寝の違い
お昼ご飯を食べてしばらくしてから仮眠室へ入りました。
前日にあまり寝ていないので、すぐに意識を失い寝付いてしまいました。
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すると、1時間も経たないうちにドアがノックされます。
「隊長すみません、事務所の〇〇さんから連絡です」
うん、そういうものだよね。
滅多にしない事をする時に限ってうまい事いかないものです。
クライアントから連絡が入り、仕事の話をします。
ここでは、待機中であってもクライアントから連絡があった場合、隊長でしか判断できないような事があれば報告するよう隊員さんには伝えています。
警備会社の営業所からの電話であれば、あとで折り返し電話する・・でも問題ありませんが、クライアントの方の場合は後回しにするのは失礼ですからね。
それでもクライアントから連絡があるのは1か月に1回あるか無いかくらいのレアな事ですが、今回見事にその日に当たりました。
しかもこちらもレアケースとして仮眠してる時に・・
5分もしない仕事の話も一通り終わり、改めてまた仮眠に入ります。
合計、1時間半は仮眠したでしょうか。
午前中にあれほどヤバかった眠気もすっかり覚めて、午後からはいつも通りの仕事に入る事が出来ました。
途中、仮眠の妨げになるアクシデントも起きましたが、あれがもし一般隊員であったら起こされる事もなく寝続けられたのに・・という愚痴は言っても仕方ありません。
とにかく、仕事中に眠気に襲われてもリカバリーする事が出来るのは魅力の一つでもありますね。
職場で昼寝が出来るステキなお仕事
世の中のサラリーマンの方でも、仕事中眠くなることはあると思います。
しかし、昼寝が出来るほどの休憩時間や仮眠時間なんてものは無いので、眠い目をこすりながら仕事の効率が落ちながらでも続けるしかありません。
過去、営業車で駐車場に車を止めて休み時間に少し寝る。という事をしたことがありますが休憩時間中であっても寝る、という事に罪悪感を覚えた記憶があります。
何か仕事中に寝ている(サボっている)というイメージがあったものでした。
しかし今では、待機時間や仮眠時間という時間帯に後ろめたさを感じる事なく寝られるのです。
拘束時間が長い、給料が安い・・色々問題のある警備業かもしれませんが、体を休めながら仕事をするのはある意味健全なのかもしれませんね。