警備員と聞くとどのくらいの人数の同僚と働くイメージでしょうか。これは警備分類によって大きく異なり、一番同僚が多いのは恐らく施設警備員だと思います。今までも配属してきた現場の警備隊員はほとんどが10名上のメンバーが所属していました。
施設警備員は大所帯な警備隊
警備員の仕事は、警備分類によって一緒に働く人数が異なります。
施設警備や交通誘導警備などが有名な警備業ですが、これらは現場によって異なり、毎日メンバーが変わる事もあれば、年単位で同じメンバーとして働きます。
その中でも、施設警備員の場合は他の警備業と比べても大所帯です。
今まで配属してきた現場でも、10名以上の警備隊での仕事でした。
配属先の施設の規模によって人数が変わります。
大型商業施設の様な大規模の施設の場合は、20名から30名近くの警備員さんと働く事になります。
以前の現場でも、30名近い警備員さんが配属しており、その人たちと毎日顔を合わせて働きます。
特に施設警備の場合は、年単位で同じメンバーと働く事になるので、中には自分と合わない様な人も居るかもしれませんが、出来れば何事も無く働いていきたいものです。
毎日同じメンバーと顔を合わせる
交通誘導警備員さんの場合は、聞いた限りではその日によって現場のメンバーが変わったり、工事期間が終わればまた別の現場で新しいメンバーと働く、とも聞きました。
しかし、施設警備と違いその現場で数10人の警備員さんと数年単位で働く、というスタイルは中々ないと思います。
施設警備の場合は建物を管理するのが業務なので、その管理する建物が大きくなればなるほど多くの警備員が必要となります。
更に常駐での勤務になる場合も多く、24時間体制で警備員を配置する必要があるので、交代要員として多くの警備員が配属する形になるのです。
更に、警備会社と施設を管理する側が年単位で契約を結ぶ事が多いので、毎日警備員が変わる事も無く、長期間同じ警備員と一緒に働きます。
そういう意味では、自分とは合わない人と同じ配属になった時、人間関係で揉める事となり異動や退職となる人も中には居ます。
24時間の当直勤務などもあるので、隊員さん同士のコミニュケーションも上手く出来ないと長く続けるのが難しい仕事になってしまいます。
自分に合った警備分類を選ぶ
これまで施設警備の経験しかないので、交通誘導警備さんたちがどの距離感で同じ社内の警備員さんたちと付き合ってきているのか知りようがありません。
しかし施設警備員の場合は、同じ職場で交代制ではあるものの毎回顔を合わせる事になるので、余りソリの合わない様な隊員さんがいても上っ面だけでもうまく合わせる様にしなければならない事もあります。
過去にも反りが合わなくてケンカして退職した人も見てきました。
そういった事にならない為にも、自分がどんな性格で集団生活が苦手だとか、毎回人が代わり名前と顔を覚えるのが苦手など、自分に合った警備分類の仕事を選ぶようにした方が良いと思います。
私の場合は、外の勤務がとにかく嫌でしたので施設警備の選択をしました。
人間付き合いも、多少の人見知りはありますがそれなりに上手く出来る方だと思うので今まで何とかやっていけています。
少なくとも施設警備の場合は人とコミニュケーションが上手く取れないと、同僚ともうまくいきませんし、お客様とのコミュニケーションも求められるので、場合によっては長く続かないかもしれません。
自分の性格と警備分類の業務形態を調べたうえで警備員の仕事を選択すれば 長く続けられると思います。