夜中に瞬間停電が発生した時は

最近、大気の状態が不安定で晴れの日であっても、突然天候が変わる事があります。その時に雷が発生し、施設が停電する事もあります。その時、施設内の設備が停止したり防火扉が作動したりと様々な問題を発生させます。特に夜中に停電を起こした時は、警備員しかいないので不安になる事もあるかもしれません。

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カミナリは昼でも夜中でも発生する

今まで施設警備員として勤務していて、何度も瞬間停電に見舞われました。

発生のタイミングは昼の時もあれば夜中の時も経験しています。

 

特に今の時期に多く、梅雨が明けて夏に入る大気の不安定な時期に多いですね。

当日は晴れていても、だんだんと天候が悪くなり遠くから雷の音が聞こえてきます。

 

そうなると、現場では急な雨に対応できる準備をするのです。

傘立てを出したり、植栽の鉢植えを濡れない位置へ動かしたりとやる事は多いです。

 

そしてその瞬間、近くに雷が落ちたかと思うと建物内の設備がその一瞬停電するのです。

店内の明かりは、一瞬消えたかと思うと何事も無かったかのように照明はついたままです。

 

しかし、その一瞬

 

防火扉は作動し

エスカレータは止まり

エレベーターも1階まで動いて止まります

 

瞬間停電では、照明は一瞬消えるだけですが、店内の設備は一部止まってしまう事があるのです。

場合によっては何も止まらない時もあり、どんな条件で設備が止まる止まらないのか分かりません。

 

その後、警備員は全館を見回って設備の復旧作業に入るのです。

昼間は稼働している設備が多いが対応しやすい

どこの現場でも同じでしたが、昼間に落雷が発生して瞬間停電が起こると設備が止まっても対応できる人が多いので、スムースに問題を解決できます。

クライアントの従業員や設備担当など、警備員以外にも関係者が出勤しているので、手分けして対応にあたる事が出来るのです。

 

昼間の瞬間停電の場合は、営業時間中という事もあり、多くの設備が稼働状態です。

・エスカレーターにはお客様が利用しているので、ケガ人はいないか。

・エレベータは滅多に止まる事は無いですが、万が一異常を起こして下層階で停止していないか。

・正面玄関の自動ドアがパニックオープンになっていないか。

・防火扉が作動していなか。

 

など、非常に多くの設備の確認が必要になります。

これらは瞬間停電時に必ず異常を起こす、というわけではなくその時の瞬間停電によって、発生したり発生しなかったりと様々です。

 

この設備をすべて、少しでも早く確認し復旧しなければならないのですが、警備員だけでは時間がかかってしまいます。

しかし、営業時間中は多くの関係者がいるので、協力して確認します。

おかげで、短い時間で確認及び復旧が終了し、お客様は再び館内で快適に買い物が出来ます。

夜中は稼働設備は少ないが人手も少ない

しかし、閉店後の夜中の時間に瞬間停電が発生する事もあります。

館内にはお客様はおらず、その分従業員も最小限です。

現場によっては警備員数名しかいない所もあるでしょう。

 

しかし、人手が少ない分稼働している設備も非常に少ないです。

細密巡回が終了している様な時間帯では、自動ドアもエスカレーターもエレベーターも休止状態になっている事と思います。

夜中の時間であれば全ての設備は稼働していないので、瞬間停電が発生しても少ない警備員数だけで、確認にかかる時間は短くて済みます。

 

一応、全ての設備は見て回りますが、昼間の時よりもはるかに早く確認できます。

まあ、せいぜい防火扉の作動だけで済んだ気がします。

防火扉が作動すれば、防災センター内で発報状態を確認できるので昼でも夜中でもいち早く対応が可能です。

 

夜中の瞬間停電は、警備員しかいない場合が多いですが、確認や復旧作業も少ないのでそれほど不安に思わなくても大丈夫です。

大きな施設になればなるほど、設備の数も多くなるので復旧作業に対する心構えをしておきましょう。

 

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