警備員の花粉症の人が新型コロナと勘違い

いま世界中を騒がしている新型コロナ。日本人は普段からマスクをする事に抵抗が無いですが、今年はそれ以上にマスクをしている人が増えました。この現場の周りだけ見てもマスクをしている人だらけです。そんな中、ウチの隊員さんが花粉症らしく微熱があるらしいのですが、それを聞いた従業員の方が「新型コロナ!?」と勘違いしてちょっとした騒ぎになりました。

スポンサーリンク

勘違いで過剰反応する現場

今世間では新型コロナに感染したかどうか・・という話題に敏感です。

ここの現場でも同じで、今の所従業員を含め誰も感染した・・という情報はないのでとりあえず現場は落ち着いています。

落ち着いていました、今日までは・・。

ウチの隊員の一人が軽い花粉症らしいのですが、数日前に軽い熱がある・・という話を警備員同士でしていました。

その時は事情も知った中での会話だったので、周りの隊員さんたちも紛らわしいよね・・と笑い話で済んでいました。

しかし今日になってどこからその話が漏れ、そしてどこで歪曲されたのか警備員が新型コロナに感染したのか・・という話になって返って来ました。

クライアントの警備担当の方もあせった様子で内線で電話をしてきて、一時施設内が混乱しました。

幸い、施設内全体で騒ぎになるほど大きくなる前に誤解は解けましたが、仮に間違った状態で全体に流れたらどんな最悪な誤報となったでしょうか・・。

頭をよぎるのは

警備員全員出勤停止

警備契約解除・・

もし、本当に誰かが感染したらそうなるかもしれないですよね・・。

予防対策は万全そうに見えて意外とザル

どこの施設でも今は入り口や至る所にアルコール消毒があります。

そこで働く人々はマスクをして、それを促す案内POPも・・。

一見、感染症予防に力を入れていて「これで感染症対策は万全・・」なような雰囲気になっています。

しかし本当にそうでしょうか。

マスクをしていても、アルコール消毒をしていてもそれらを正しく使用できていないければ何の意味もありません。

以前にもお話ししましたが、大多数の人がマスクを間違った使い方をしていると思います。

・マスクをしているのに鼻部分まで覆っていない人

・表面の腹の部分を平気で触る人

直ぐにこれらが出てきますが、これではマスクをしていてもウイルスを防いでいる事になっていません。

アルコール消毒も同様間違った使い方をしていては、ただやっている事に満足しているだけで感染を防ぐ行動には至っていないのではないでしょうか。

せっかく予防としてマスクを付けたり、アルコール消毒で手を消毒するのなら正しいやり方を調べて使用したいですね。

どこで感染するか分からないから不安になる

今回警備員の感染疑いが出ましたが、これが本当に感染していたとしたらその人はどこで移されたのでしょうか・・。

よく世間では接触した人をさかのぼって探していますが、万が一警備員が職場で感染したとしたらちゃんと探し出せるのでしょうか。

来客者、施設内ですれ違った人、出入りした部屋のドアノブ、通勤の電車・・

警備員は意外と不特定多数の人と仕事で関わっています。

そんな状態でいつどこで誰から・・なんて特定できるのでしょうか。

そんな事を考えて不安になっていたらこの仕事なんて出来ませんよね。

警備員同士でさえ、それほど広くない警備室という空間で24時間一緒にいるわけですから、仲間同士でも疑心暗鬼になります。

どんな仕事でもそうですが、考えだしたらキリがありません。

それでも現場に働きに行かないと生活できないので、毎日現場へ行きます。

今はまだ働ける場所があるので良いですが、中には警備員でも施設が自粛して働ける場所が無くなってきている所もあるようです。

施設がダウンする前に警備員が感染して警備隊員全員が休職するよう言い渡されない様にする為にも、正しい知識で感染予防をし「警備員が感染した」なんて恥ずかしい事の無いようにしたいですね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク