この現場で3年は経とうという警備員が巡回で見なければいけない箇所を見逃しました。日頃から同じことの繰り返しだと「今日も異常はないだろう」という決めつけで巡回してしまい、異常に気付かないで過ぎてしまうパターンです。巡回は一人で回るので気を付けていないと巡回そのものの意味がなくなってしまいます。
注意力が無い
もともとこの隊員は日頃からボーッとしているので巡回の時も恐らく余り周りに注意を払って見ていないのかもしれません。
入った当初はやる気に満ち溢れていたのに・・
もしかしたらこれが彼のいつもの状態であったのかもしれません。
いつもなら動いていないはずの機械が動いていたので気づかない方が不思議なくらいの物です。
余程急いで回ったか、もしかしたらそのエリアに行っていないのか・・
どちらにせよ見ていないのと同じですね。
ただ回って来るだけの巡回
巡回はみな同じような時間で帰ってくるので、本当に確認したのしてないのかは本人しか分かりません。
しっかり見ても見なくても時間内に帰ってくればそれで巡回は終わってしまうので、次に巡回に行った人が処理しなくてはなりません。
この現場は残留者も多いので、初めの巡回者がちゃんと見なくても残留者がいた、とすれば未処理でも通ってしまうのが問題です。
それを悪用しているとまでは言いませんがやろうとすれば出来てしまうのが現状です。
ただ回って来るだけの巡回・・これではただの散歩ですよね。
見るべきものすら知らなかった
彼には研修の頃に教えたと思いますが、見るべき箇所を覚えていない様にも見えます。
つい最近も、見落とした箇所があったのですが本人が言うにはそこは聞いていなかった、といいました。
部屋をぐるりと回れば教えられていなくても気づける所をです。
それを聞いた時何か言い訳をしているように思えましたが、その場では改めてその箇所も見るのだと指導しました。
それが夕べも同じような答えが返ってきたので、以前の事も含めてただ忘れているだけなのだなと実感しました。
その場では小気味よい返事をしますが、時間が経つと自分が忘れた事を聞いていなかった事にしてしまう様です。
初めのうちは結構期待をしていたのですが、普段のだらしのない行動を見ていると残念な気持ちになってしまいます。
巡回の時は全神経を集中して、一つのミスも無いように回ってこい!
とは言いませんが、ただ回って来るだけの様な巡回はして欲しくはありません。
誰もが新人の頃の様なやる気のある姿勢でいつも巡回できれば良いのですが、いつまでもずっととはいきませんね・・・。